禁漁期が明けた21日、大手総合スーパー3社が一斉に秋の新物ワタリガニの販売に乗り出した。イーマート(139480)が100g当たり689ウォン、ホームプラスが690ウォンを掲げて1ウォン差の勝負に入った一方、ロッテマートは価格ではなく鮮度で対抗した。
ワタリガニは産卵期の保護のため毎年6月21日から8月20日まで禁漁期が適用される。3社はいずれも禁漁期が明ける初日に西海岸(韓国西岸)で水揚げされたばかりの物量を店舗に並べる。
イーマートは21日から23日までの3日間、国産の秋の新物ワタリガニを100g当たり689ウォンで販売する。昨年秋の新物ワタリガニのセール価格(741ウォン)より52ウォン低い。24〜26日には新世界ポイントを積み立てる場合、通常価格(100g当たり1,980ウォン)から60%以上割り引いた772ウォンで販売する。
ホームプラスも同期間の21〜23日の3日間、秋の新物ワタリガニ「冷水摩擦気絶ワタリガニ」を100g当たり690ウォンで投入した。先月の再開場以後に実施する顧客感謝特価セールの品目の一つだ。セール期間と品目が重なる状況で、両社がわずか1ウォン差でぶつかる格好となった。
物量確保の競争も起きた。イーマートはチュンナム・テアンなど西海岸の主要産地で船舶50隻余りを単独契約し、物量を確保したという。港近くの専用作業場で商品化して当日中に店舗へ納品する方式で、セール初日の準備物量は前年比70%以上増やした20トン前後だ。
ロッテマート・スーパーは価格ではなく商品性で差別化を図った。21日から26日まで「グッスリ(熟睡)ワタリガニ」をイベント対象カードで決済する場合、30%割り引いた100g当たり966ウォンで販売する。
その代わり、操業直後に5度以下の低温海水に浸して動きを安定させた後、おがくずをかぶせて店舗まで直送する。未明に獲れたワタリガニを当日午後に生きた状態で販売するというのが会社側の説明だ。ロッテマートは西海岸の主要産地で専用船団25隻を運用し、選別・包装を担う専門パッキング場を従来の8カ所から9カ所に増やした。ロッテスーパーは22日から販売を開始する。