CJ ONSTYLEは2023年8月〜2024年7月まで1年間の購入・検索・コンテンツデータと2025年8月〜2026年7月まで直近1年のデータを比較した結果、ウェルネス消費が「Subtraction」「Selection」「Savor」など、いわゆる「3S」を中心に変化したことが明らかになったと11日に発表した。
最も顕著な変化は、健康に負担となると判断した成分を減らそうとする消費である。直近1年、CJ ONSTYLEでゼロ関連商品の注文額は比較期間より523%増えた。トマト・ビルベリーなどの搾汁果菜ジュースの注文額は793%、オリーブオイルは463%増加した.
消費者が商品を探す際に使う単語にも変化が表れた。CJ ONSTYLEのモバイルアプリで「低糖」の検索量は203%増加し、「ゼロシュガー」と「無添加」の検索量もそれぞれ164%、100%伸びた。健康に役立つ成分を追加で摂取するだけでなく、糖や添加物のように避けたい要素を食事から減らすことに関心を向ける消費者が増えたという分析である。
よく売れるブランドの構成も変わった。過去、CJ ONSTYLEの食品注文額上位では家庭向け簡便食(HMR)が強さを見せたが、最近はコラーゲン製品を販売する「ライフィル」、プロテイン・酵素を打ち出す「グレインオン」、オリーブオイルブランド「イヤイヤ&フレンズ」、果菜ジュース「ドイカム」など、原料と成分、機能性を強調したブランドが頭角を現した。
健康機能食品では、複数の機能を一度に取り入れるよりも、自身の必要に応じて特定機能を選ぶ傾向が強まった。紅参・マルチビタミンなど汎用の健康機能食品の注文額は約30%減少した一方、酵素の注文額は284%増加し、コラーゲン・ヒアルロン酸など肌の健康関連商品も103%伸びた。乳酸菌も腸の健康中心から肌・口腔・血糖などへと商品機能が細分化され、注文額が約10%増加した。
タンパク質市場の裾野も広がっている。直近1年間にCJ ONSTYLEへ新たに参入したタンパク質関連ブランドは58社に達した。運動のためのサプリに集中していたタンパク質市場に一般食品や飲料、菓子ブランドが加わり、日常的にタンパク質を摂取しようとする消費者を狙った商品が多様化している。
CJ ONSTYLEは、こうした変化に合わせて健康機能食品を111個の細分類カテゴリーに分け、機能と目的に応じて商品を探せるようキュレーションを細分化していると明らかにした。「チェ・ファジョンショー」と「カン・ジュウンのグッドライフ」などの放送コンテンツでもウェルネス商品の比重を高めている。4月にはモバイルアプリにウェルネス専門館「ウェルネスフードマーケット」を開設し、関連商品のキュレーションを強化した。
CJ ONSTYLEの関係者は「最近のウェルネスは、単に健康機能食品を購入する次元を越え、何を食べ、どう管理し、どのようなライフスタイルを築くかを考える総合的な消費へと進化した」と述べ、「今後も顧客のライフスタイルの変化を繊細に反映したウェルネス・キュレーションを拡大し、差別化されたショッピング体験を提供する」と語った。