イーマートが新世界フードを100%子会社として編入するための最終手続きを終えた。新世界フードが上場廃止の手続きを踏み、イーマートの非上場完全子会社へ移行すれば、グループ内の食品事業再編も加速すると見込まれる。

イーマート本社の全景。/イーマート提供

23日、業界によると、新世界フードは22日に臨時株主総会を開き、イーマートとの包括的株式交換契約の承認議案を原案どおり可決したと公示した。株式交換予定日は7月23日である。

今回の手続きが終われば、イーマートは新世界フードの残余持ち分をすべて確保する。これにより新世界フードは有価証券市場で上場廃止となり、イーマートの非上場完全子会社として編入される。

先にイーマートは新世界フードの完全子会社編入を目標に2025年12月に公開買い付けを実施した。これにより実質議決権基準の持ち株比率を従来の59.4%から71.2%まで引き上げた。その後2026年3月に残余持ち分を対象とする包括的株式交換計画を発表し、今回の臨時株主総会での承認により主要手続きを越えることになった。

イーマートは株式交換を通じて新世界フードを完全子会社として編入し、重複上場の構造を解消する計画だ。これにより経営効率性と意思決定のスピードを高め、系列会社間のシナジーを拡大して中長期の競争力を強化する構想である。

新世界フードはイーマートとスターバックスコリアの運営会社であるSCKカンパニーを主要取引先としている。主力事業はフード・ビバレッジ(F&B)と外食事業である。イーマートとスターバックスに供給される主要ベーカリー、デザート商品の相当数を新世界フードが製造している。

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