まっすぐに切りそろえた長ねぎを添えた参鶏湯。/新世界フード提供

新世界フードは2026年6月19日、今年3〜5月の参鶏湯レトルト食品の販売量が前年同期比で38%増加したと明らかにした。とりわけ本格的な猛暑が始まった5月の販売量は前年同期比で55%伸びた。高物価と早い猛暑の影響を受けたとみられる。

新世界フードの主力製品「オルバン栄養参鶏湯」は、韓国産の硫黄鶏にもち米・高麗人参・にんにくなどを入れ、コクがあり澄んだスープの味を実現した。「オルバン参鶏湯情(チョン)」は韓国産の鶏と高麗人参、もち米を使用し、あっさりした味わいが特徴だ。「正しく端正なファロ参鶏湯」は古代穀物ファロ(Farro)を活用した新製品である。食物繊維とたんぱく質が豊富なスーパーフードであるファロを用い、ヘルシープレジャー(楽しく健康管理)トレンドを反映した。

とりわけ参鶏湯レトルト食品の販売量が増加したのは、外食物価の上昇が影響したとの見方が出ている。外食の代わりに家庭で合理的な価格で滋養食を楽しもうとする需要が増えたとみられる。韓国消費者院の価格情報「チャムカガク」によると、今年のソウル地域の参鶏湯1人前の平均価格は1万8150ウォンで、前年同月(1万7500ウォン)に比べ3.7%上がった。

新世界フード関係者は「外食物価の負担から、家で手軽に滋養食を楽しもうとする消費者が増えている」と述べ、「健康な食材を活用した多様な滋養レトルト食品を継続的に披露し、消費者が合理的な価格でしっかりした一食を楽しめるようにする計画だ」と語った。

一方、韓国の食品各社は家庭で手軽に滋養食を楽しもうとする需要の取り込みに動いた。OTOKIは新製品「ヌンイ参鶏湯(ハナビラタケ参鶏湯)」を発売し、Daesang(対象)は新製品「南道式ドジョウ汁(チュオタン)」を披露した。

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