東遠産業は、東遠グループの事業持株会社であり、今年1〜3月期の連結ベースの営業利益が1462億ウォンだったと暫定集計され、公示した。前年同期比17.1%増の数値である。
8日、金融監督院の電子公示システムによると、東遠産業の今年1〜3月期の連結ベースの売上高は2兆3500億ウォンである。前年同期比9.1%増えた。同期間の当期純利益は1129億ウォンで、前年同期比51%増加した。
東遠産業の単体ベースの昨年の売上高は、前年同期比7.8%減の2958億ウォンである。同期間の営業利益は666億ウォンで、前年同期比35.7%減少した。続く高止まりのウォン安とグローバルな原材料の需給不安、内需低迷の余波で水産・食品部門の系列会社は苦戦したが、包装材・物流系列会社などB2B(企業間取引)部門の輸出強化と新規受注拡大で善戦したというのが東遠産業側の説明である。
食品部門の系列会社であるDongwon F&Bの営業利益は、前年同期比で6%以上減少した。一方、Dongwon Home Foodは、調味食品・食材・給食サービス・畜産物流通など全事業部門で成長した。新規取引先の拡大とB2B需要の増加によるものとみられる。
包装・素材系列会社のDongwon Systemsの1〜3月期連結ベースの売上高は3378億ウォンである。前年同期比0.3%増の数値だ。同期間の営業利益は前年同期比3.9%増の130億ウォンと集計された。これは軟包装材や食品缶など高付加価値製品を中心とした輸出拡大の効果とみられる。
物流系列会社のDongwon LOEXと建設系列会社のDongwon Construction事業も、新規物量の確保と工事受注拡大の影響で、売上高と営業利益がともに2桁増となった。
東遠グループ関係者は「ウォン安と原材料の需給不安、内需市場の低迷など負担が加重している。迫る2四半期(4〜6月)でも経営環境は改善しないと見込む」と述べつつ、「水産−食品−素材−物流へと続く事業ポートフォリオを基盤に、内実を伴う経営に集中する計画だ」と語った。