「プルダク(Buldak)」ブランドでグローバル市場での存在感を高めた三養食品が、自社所有の牧場を活用した乳製品事業を検討している。チーズ、ヨーグルト、アイスクリームなど乳製品を中心に生産可能性を精査する段階で、収益性が悪化した牧場事業を補完する動きとみられる。

イラスト=ChatGPT ダリ

26日、食品業界によると三養食品は、サミャンラウンドヒル(旧サミャン牧場)で飼育中の乳牛の生乳を活用した乳加工製品の開発可能性を検討している。特に生乳を用いてブッラータチーズなどの生チーズやアイスクリームなどを開発する可能性も取り沙汰されているという。

サミャンラウンドヒルは1972年、カンウォンド・ピョンチャングン・テグァルリョンに約600万坪規模で造成された牧場で、乳牛約200頭を飼育している。「サミャン牧場有機牛乳」を生産する場所でもある。かつて「オルニック(Ornic)」ブランドでヨーグルト製品も披露したが、現在は当該商品の販売が中止された状態だ。

三養食品は現在、具体的な事業化の可否が定まった段階ではないという立場だ。三養食品関係者は「サミャンラウンドヒルが生産する有機生乳を活用して追加で作れる製品が何になり得るかを検討する段階だ」と述べ、「チーズなど乳加工製品に関する汎用の研究人材も募集しているが、具体的な方向は定まっていない」とした。続けて「現時点では小規模で製品の多角化を試みる水準だ」とし、「外部の乳業会社に生乳を提供して製品を作る方式から進んで、直接製品を生産する形が可能かも見極めている」と付け加えた。

三養食品が自社での乳製品生産の可能性を検討する背景には、収益性改善の必要性が挙がる。サミャンラウンドヒルは有機生乳の生産とともに、観光客の入場料、カフェおよびマートでの商品の販売などで収益を上げてきた。しかし観光客の入場料と現場販売の売上比重が高い構造であるだけに、生乳を活用した追加収益源の発掘が重要になった。

サミャンラウンドヒルの売上高は2023年の79億1100万ウォンから2024年の79億300万ウォンへと小幅減少した。同期間の営業利益は4億4900万ウォンからマイナス(-)14億8594万ウォンへと赤字転落した。サミャンラウンドヒルは当時の監査報告書で「収益性改善のための牧場マスタープランを策定している」と明らかにした。

三養食品 ソウル明洞の新社屋。/三養食品提供

業界では三養食品の今回の検討を単なる事業拡大というより、既存資産の活用という観点でみる見方が多い。自社牧場を保有している以上、生乳を外部に供給するだけでなく、内部での活用度を高めようとする性格が強いということだ。

とりわけチーズやアイスクリームなど加工乳製品を検討する点は、通常の牛乳より付加価値を高めようとする動きと受け取れる。既存の乳業各社との正面競争を避けつつ、ブランドの活用範囲を広げようとする選択ということだ。乳製品市場はすでに大手企業を中心に競争が激しい。後発の三養食品が競争力を確保するには、プレミアム製品や体験・経験型消費でアプローチするしかない。

生乳業界の関係者は「乳製品は流通網とブランドが重要な市場だ」とし、「三養食品のように国内外で認知度を備えたブランドが、一般の牛乳ではなくデザート製品や体験型消費財でアプローチする場合、競争力を確保する可能性がある」と述べた。食品業界の関係者は「『プルダク』ブランドの辛味とチーズ、デザートの組み合わせなど、新たな消費体験を生むシナジーもあるだろう」と語った。

一部では実際の事業化までには乗り越えるべき課題が少なくないとの評価も出ている。食品業界の関係者は「自社牧場を運営していることが強みだが、これをどのような方式で製品化し収益につなげるかが最大の焦点だ」と述べ、「生乳の生産から乳製品の加工・販売までつながる構造をどれだけ綿密に設計するかによって成否が分かれる」とした。

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