ナイキが2026年韓国サッカー代表チームのユニフォームを、体験型コンテンツという新たな方式で公開した。脱出ゲーム方式を適用した没入型体験空間を通じて、Z世代など若年ファン層との接点を広げる戦略である。
ナイキは20日から4日間、ソウル江南区・江南大路で「爪痕の逆襲」という没入型体験空間を運営する。来場者は2026北中米ワールドカップで代表チームが着用するユニフォームのデザインとメッセージを盛り込んだ脱出ゲームに参加できる。
脱出ゲームは、密室コンセプトの部屋を複数通過しながら問題を順に解いていく体験型推理ゲームである。各ゲームは特定の状況を仮定し、ホラー、ファンタジー、アクションなど多様なテーマで構成される。最近は企業や公共機関が広報目的で活用する事例が増えている。
今回のユニフォームのデザインコンセプトは「虎の奇襲」だ。ホームユニフォームは白虎をモチーフに、チームの結束と攻撃力を視覚的に表現した点が特徴である。アウェー(遠征)ユニフォームは奇襲というストーリーを基に、躍動的なエネルギーと勢いを示した。
体験空間も同じコンセプトを反映し、緊張感のある雰囲気を演出した。巨大な木造建築の外観には、ナイキの象徴であるスウッシュロゴが引っかかれたように刻まれ、鎖の装飾が巻き付いている。内部の随所には虎の爪痕が残されていた。
ナイキコリア関係者は「脱出ゲームという新たな方式を取り入れ、若いサッカーファンの流入を増やしたい」と述べ、「2002年ワールドカップ以後の世代はサッカーやワールドカップへの関心が相対的に低い。彼らにサッカーのエネルギーとインスピレーションを伝えられる方法を考えた」と付け加えた。
新ユニフォームは23日に公式発売される。代表チームは28日に英国で行われるコートジボワールとの強化試合で初めて着用する予定だ。