百貨店や化粧品など流通業界が配当拡大や自社株消却などの株主還元策を強化している。これまで業績不振と消費低迷の影響で過小評価されてきたが、収益性が徐々に回復し株主価値向上の要請が高まったためだ。韓国政府が推進するバリューアップ(企業価値向上)方針も株主還元競争につながっている。

23日流通業界によると、現代百貨店グループは最近、ガバナンス再編と併せて自社株消却を拡大し株主還元に乗り出した。グループ持株会社である Hyundai G.F Holdings は中間持株会社の現代ホームショッピングを完全子会社として取り込み、重複上場(親会社と子会社の同時上場)を解消することにした。ガバナンスを単純化し、持株会社ディスカウント(企業価値の過小評価)を緩和する趣旨だ。

汝矣島のザ・ヒョンデソウルの全景。/現代百貨店提供

現代百貨店・ホームショッピング・グリーンフード(現代グリーンフード)・Handsome・リバトなどグループ10社が保有する約2100億ウォン規模の自社株はすべて消却することにした。こうなるとグループ内の全子会社13社はいずれも自社株を保有しないことになる。 Hyundai G.F Holdings・百貨店・グリーンフード、現代フューチャーネットは自社株1400億ウォン相当を追加で取得し、消却する方針だ。

新世界とイーマートも配当拡大と自社株消却を並行し、株主還元を強化している。新世界は1株当たり配当金を前年比16%引き上げた5200ウォンに確定した。株主のキャッシュフロー改善に向け四半期配当の導入を検討し、年内に自己株式20万株(約2.1%)を消却する予定だ.

イーマートは最低配当25%への引き上げ計画に従い、昨年の1株当たり配当金を従来の2000ウォンから500ウォン増の2500ウォンに設定した。また発行株式の2%以上に相当する自社株消却を目標に、昨年4月に28万株を消却したのに続き、今年も28万株を追加消却する計画だ。

これまで流通業界は高インフレと高金利による消費マインドの萎縮で業績成長が限定され、株価が過小評価されてきた。しかし最近は収益性回復への期待が高まり、株主還元を通じた企業価値向上の必要性が浮上している。とりわけ流通業はキャッシュフローが安定的な企業が多く、配当拡大や自社株消却の余力が大きいとの分析も出ている。

主要企業は配当性向を高めたり、中間配当を導入するなど配当政策を再整備すると同時に、自社株買い後の消却で株主価値を高める戦略を打ち出している。自社株消却は流通株式数が減り1株当たりの価値が高まる効果があり、配当と並ぶ代表的な株主還元策とされる。

Kビューティの代表銘柄として注目され高成長しているAPRも株主還元強化の意向を示している。APRは昨年、自社株消却と併せて創業以来初めて1343億ウォン規模の配当を実施した。今年のカンファレンスコールで、今後のキャッシュフロー活用に関して「中間配当を含め年2回水準の定期配当を実施する計画だ」と述べた。

LG生活健康は2024年に25%だった配当性向を昨年30%に引き上げた。同年8月には168億ウォン規模の中間配当を実施し、1000億ウォン規模の自社株を消却した。残る自社株は2027年までに全量消却する方針だ。アモーレパシフィックの持株会社であるアモーレパシフィックホールディングスは昨年初め、約700億ウォン規模の自社株消却を実施した。

一方、20日、企業が保有する自社株の消却を義務化する、いわゆる「第3次商法改正案」が国会法制司法委員会法案審査小委員会を通過した。会社が自社株を取得した場合、1年以内に消却することを原則とする内容を盛り込んだ改正案が施行されれば、上場企業の株主還元拡大への圧力が一段と高まるとの見方が出ている。

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