ロッテマートが1日にベトナムのダナン店とニャチャン店を再開したと7日に明らかにした。主要観光都市の拠点店舗で競争力強化に注力する方針である。
再開した店舗はグローサリー(食料品)の強化に焦点を当てた。ダナン店は食品売り場の面積を従来より約30%拡大し、ニャチャン店は営業面積と買い回り動線を再整備し、主要な食関連カテゴリーを中心に商品構成を補強した。
自社の生鮮PBブランド「FRESH 365」を軸に産地との直接取引に基づく商品運営を拡大する。バナナ、ジャガイモ、パプリカなどの果菜類から水産、畜産まで全般的な商品の鮮度を引き上げた。FRESH 365の商品は今年110品目以上に拡大する予定だ。
海外プレミアム生鮮食品を一堂に集めた「グローバル生鮮ゾーン」も披露する。韓国産イチゴ、ニュージーランド産サクランボなど輸入果物10余種に加え、カットフルーツ、サラダ中心のRTE(レディ・トゥ・イート)商品を補強する。サーモンスペシャルゾーン、和牛、オーストラリア産牛肉のゾーンも設けた。
韓国料理に対する現地需要にも対応する。即食調理食品に特化した売り場「ヨリハダ・キッチン」で約350種類のデリメニューを披露する。キンパ、トッポッキなどの比率を20%水準まで拡大する。ニャチャン店ではナチャンの特産物を活用したローカル包み料理などを新たに提供する。
H&B(ヘルスアンドビューティー)売り場は韓国とベトナムのローカルブランドを網羅する。現地MZ世代の認知度が高い「VT」「TFIT」などの韓国ブランドを導入し、コスメ商品の規模を従来比30%拡大して合計約1200種類で運営する。
ロッテマートは東南アジアの小売市場に安定的に定着し、現在計63店舗(ベトナム15店、インドネシア48店)を運営している。下半期にはベトナムで新規店舗2カ所を追加出店する。インドネシアでは卸と小売の機能を組み合わせたハイブリッド型店舗を増やす計画だ。