新世界グループは5日、中国北京でアリババ・インターナショナルと越境EC市場拡大に向けた業務協約(MOU)を締結したと明らかにした。
今回のMOUは北京の「ザ・ウェスティン・ファイナンシャルストリート・ホテル」で開かれた韓中ビジネスフォーラムを機に進んだ。フォーラムは大韓商工会議所と中国CCPIT(中国国際貿易促進委員会)が共同で主管した。
両グループの協力は数カ月前から具体化してきた。2024年9月に合弁会社(JV)設立の承認を終え、11月にはJVの取締役会構成と初会合を終えた。また同年10月にはアリババ・インターナショナルの経営陣が韓国を訪れ、ジーマーケットの役職員と協力ビジョンを共有した経緯がある。今回は新世界グループの経営陣が中国を訪れ、パートナーシップを再確認した。
現在、協力の成果も可視化している。2025年12月時点でアリババのラザダ(Lazada)プラットフォームにはGマーケットのセラー約7000箇所の商品120万件が連動している。取引額は1カ月前比で約5倍、注文件数は約4倍増加した。
両社は今回の協約を機に協力関係を一段と強化する。今年はアリババのダラーズ(Daraz)プラットフォームを通じて南アジア、ミラビア(Miravia)を通じて南欧(スペイン・ポルトガル)へ越境EC市場を拡大する。今後は中国などへ市場を広げ、最終的にアリババが進出している200余の国家・地域へ市場を拡大する計画だ。
両グループは、新世界が発掘した韓国内の優良商品をアリババのプラットフォームと連携し、5年以内に年間1兆ウォン以上の越境EC取引額を達成する目標を掲げた。
ジェームズ・ドン、アリババ・インターナショナル・マーケットプレイス社長は「新世界との協力は新たなグローバル進出機会を創出する契機となり、特に韓国の中小企業にとって意義が大きい」と述べ、「新世界が厳選した優れた製品にアリババのグローバルプラットフォームとAI基盤ツールを組み合わせることで、小規模な販売者もアジアや欧州をはじめ世界中の顧客と出会えると期待する」と語った。
パク本部長は「これまで両グループが力を合わせて準備してきた革新的ECが、いよいよ本格的な実行段階に入った」と述べ、「Gマーケットは今回の協業を通じ、韓国内にとどまらずグローバル市場へ事業領域を拡張していく」と明らかにした。