イ・ソンジュLG生活健康社長は「変化にいかに敏捷に対応するかが生存と成長の核心となる時代だ」とし、「生き残るために、変化に素早く適応し主導する組織へと変わらなければならない」と語った。
イ社長は5日の年頭挨拶で「最も強い種や最も賢い種が生き残るのではなく、変化に最もよく反応する種が生き残る」とする英国の生物学者チャールズ・ダーウィンの進化論を引用し、このように明らかにした。イ社長は2024年10月に新任社長として正式に選任された。イ社長が対外的に経営戦略を明らかにしたのは今回が初めてである。
イ社長は「過去のKビューティー市場は、いくつかの大きな船が市場全体を牽引する時代だったが、今は数多くの小型ヨットがそれぞれの目標に向けて素早く敏捷に航海し、成果を創出している」とし、「これはフレームと方向の転換が柔軟だったからこそ可能だった」と説明した。
続けて「単に製品販売にとどまらず、差別的な顧客価値を創出する革新的なライフスタイルパートナーとして、『科学的研究を基盤とするビューティ・ヘルス企業(Science-Driven Beauty & Wellness Company)』へと生まれ変わらなければならない」とし、「保有する研究・開発(R&D)能力とインフラを通じて差別化された美を創造し、顧客の健康的な生活のための価値を生み出すことがLG生活健康の志向点だ」と強調した。
イ社長はそのために、▲ブランドポートフォリオ再編 ▲顧客体験の革新 ▲高成長地域の集中的育成 ▲収益性構造の再調整の4大核心課題を提示した。
イ社長は「ブランド中心に組織を改編し、高成長ブランドへの集中的投資を通じて消費者中心企業へと生まれ変わらなければならない」とし、「主要機能をブランド組織に内在化し、ブランド転換(Brand Transformation)と高成長ブランドの加速(High-Growth Brand Acceleration)を集中的に推進する」と語った。
先にLG生活健康は2024年12月の組織改編を通じて、既存のビューティ事業部とHDB(ホームケア&デイリービューティ)事業部を、ラグジュアリービューティ、ダーマ&コンテンポラリービューティ、クロスカテゴリービューティ、ネオビューティ、HDBの5組織に再編した。既存のHDB事業部にあった「ドクターグルート」と「ユシモル」を核心ブランドとして運営するネオビューティ事業部門を新設したことが特徴である。
イ社長は「ドクターグルートとユシモルをハイテク・ビューティ・ヘルスケアとして育成し、グローバルな将来成長プラットフォームとして構築するためにネオビューティ事業部として分離運営する」と説明した。
イ社長は「マーケットトレンドとテクノロジーインテリジェンスの能力を一段と強化し、顧客に『ワウ体験(Wow Experience)』を提供する製品とコンテンツを生み出さなければならない」とし、「海外の地域別集中戦略を通じて各国の代表的コマースチャネルに集中的に食い込み、デジタル比率を継続拡大すべきだ」と語った。続けて「品目を拡張するよりも、インパクトのあるヒーロー(Hero)製品の開発とマーケティングに集中し、高収益のヒーロー製品を確保して収益構造を改善していく」と明らかにした。
イ社長はこうした課題を成功裏に遂行するための人材像として「FACE」を提示し、柔軟な思考(Flexibility)と自律性(Autonomy)、明確かつ迅速なコミュニケーション(Communication)、業務に対する情熱(Enthusiasm)を求めた。
イ社長は「変化の大波が速く荒々しく迫っており、もはやためらったり遅らせたりすることはできない」とし、「持っている底力を信じ、変化に向けて力強く前進していこう」と語った。