農心は英国ロンドンの代表的ランドマークであるピカデリー・サーカス(Piccadilly Circus)広場に超大型の辛ラーメン広告を掲出し、現地で辛ラーメンのプロモーションを展開すると26日に明らかにした。
当日、農心によれば今回のプロモーションは22日に始まり、28日まで実施する。3月にオランダに欧州法人を設立した農心は、ロンドンの中心部に食い込む攻勢的なマーケティングで欧州における存在感を素早く高める方針だ。
ロンドンのピカデリー・サーカスはニューヨークのタイムズスクエアと並ぶ世界有数の屋外広告エリアである。年間6,000万人に達する人流が集まるロンドンの消費文化の中心地で、グローバル企業の広報激戦区として挙げられる。
とりわけ広場の象徴である超大型デジタル屋外広告板「ピカデリー・ライツ」(Piccadilly Lights)は、コカ・コーラ、サムスンなどグローバルトップブランドが広告を出す媒体だ。今回のキャンペーンを通じて農心は、辛ラーメンが「グローバルナンバーワン(No.1)ブランド」へ跳躍するための第一歩を踏み出したとの評価を受けている。
農心は、建物全体を覆う超大型のピカデリー・ライツを通じ、11月に公開した辛ラーメンのグローバルアンバサダー「エスパ」出演のミュージックビデオ広告と、「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」と協業した辛ラーメンのアニメーション広告を併せて放映する。
また広場の現場では、消費者が直接参加するオフラインイベントも同時に運営する。農心は「辛ラーメンカート」を運営し、SNSフォローイベントを実施、現地参加者に「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」のキャラクターがデザインされた辛ラーメンカップを進呈する。
ピカデリー・サーカスを背景に辛ラーメンとともに思い出を残せるポラロイド撮影イベントで、現地消費者にクリスマス前後の楽しいブランド体験を提供する。
農心は今後、世界的ランドマークを舞台に辛ラーメンのキャンペーンをさらに拡大する計画だ。10月の米国タイムズスクエアキャンペーンと今回の英国ピカデリー・サーカスキャンペーンの成果を踏まえ、辛ラーメン40周年を迎える来年には世界主要国の名所で辛ラーメンを訴求するイベントを継続する方針である。