ロッテウェルフードは、代表的な社会貢献活動である「ドクターキシリトールバスが行く！」キャンペーン映像が「2025 CSRフィルムフェスティバルアワード」で相生協力部門の企画財政部長官賞を受賞したと28日に明らかにした。
CSRフィルムフェスティバルアワードは、1年のあいだに地域社会と共に成長を遂げた企業や機関の社会貢献活動を映像で照らし、その価値を共有する場である。審査委員は、企業の社会的責任に関する国際標準である「ISO 26000」に基づき、▲企画の創意性 ▲社会課題の重大性 ▲社会課題の解決 ▲作品性（伝達力）を基準に受賞作を選定する。
今回の授賞式は前日、ソウル江南区のザ・ウェスティンソウルパルナスで行われた。会場にはウ・セリャンロッテウェルフードコミュニケーション部門長、ファン・ヘギョン大韓歯科医師協会副会長を含む関係者が出席した。
「ドクターキシリトールバスが行く！」キャンペーンは、医療脆弱地域に直接出向く移動歯科病院プログラムである。授賞式では、医療の不均衡解消と地域社会への貢献に継続的に寄与してきた点が高く評価された。ロッテウェルフードは2009年からロッテキシリトールガムの収益金の一部を活用して運営している。診療機器を備えたバスを用い、島しょ・山間など歯科へのアクセスが低い地域住民に無料の口腔検診と診療を提供してきた。
チェジュド・ウルンド・ヨンピョンドなど全国各地で141回以上実施し、大韓歯科医師協会所属の歯科医師を含め、歯科衛生士・ボランティアなど1300人余りが参加した。これまでに1万2145件の診療が行われた。累計診療人数は7400人余りに達する。
ロッテウェルフードの関係者は「医療の死角地帯の解消に寄与し、住民の口腔健康の改善に努めてきた点が今回の受賞で認められ、意義深い」と述べ、「今後も医療アクセスが低い地域や支援を必要とする隣人への支援を続ける」と語った。