キャンプで主に使用する調理用燃料の一部が、頭痛やめまいなどを引き起こす可能性のあるメタノールを基準値より多く含有した有害化学物質であることが判明した。
韓国消費者院は、調理用燃料13製品の品質と安全性を試験・評価した結果、固形エタノール製品8件のうち5件が基準値(10%)を超えるメタノールを含有していたことを確認したと12日に明らかにした。
メタノールは吸入時に頭痛、めまい、嘔吐を誘発し、体内でホルムアルデヒドとギ酸に変化して視神経損傷などを引き起こす可能性がある。化学物質管理法上、メタノールを10%以上含有する物質は短時間の曝露でも健康に悪影響を及ぼしうる有害化学物質に分類される。
問題となった製品は、シーケイコリア株式会社の「固体燃料」(メタノール含有量56.7%)、COP304の「ブルマンダエ エタノール ミニ固体燃料」(30%)、東洋インターナショナルの「アカシア エタノール 固体燃料」(28%)、ココウィルの「ココ エタノール エタノール 固体燃料」(25.1%)、EJC&Cの「国内生産 キャンプ着火剤 かまど エタノール 固体燃料」(24.2%)だ。このうち改善計画を返信していないCOP304を除くすべての会社は、改善勧告に対し既存製品の販売中止および交換・返金措置などを行うと述べた。
YSカンパニーの「ニュービア エタノール 固体燃料」の場合、メタノール含有量は7.1%で有害化学物質には該当しなかったが、ラオンL&Cの「ラオン エタノール 固体燃料」(0.1%)、サムスンケミカルの「ファイヤーフォックス 多用途 エタノール 固体燃料」(0.02%)などに比べて含有量が高く、消費者院の改善勧告を受けた。
消費者院は固形燃料以外に成形炭5件についても安全性を点検したところ、ホサンチャコールの「ホサン活活燃える成形炭」から基準量(1.0mg/kg)の9倍を超えるヒ素が検出され、不適合と判定された。その他、サイオン炭の「ヤシ 着火材」、カーボンテックの「オーロラ」はそれぞれ含水率、製造年月日表示を欠落していたことが確認された。