韓国とベトナムがスマートシティ、知能型交通システム(ITS)などで協力関係を一段と広げていくことにした。
国土交通部は金潤德(キム・ユンドク)長官が26日、ソウル中区の国土発展展示館でチャン・ホン・ミン(Tran Hong Minh)ベトナム建設部長官と会談したと27日明らかにした。
この席で金長官は、ベトナムの南北高速鉄道事業の妥当性検討過程に韓国企業が参加できるよう協力を要請し、先端の都市・交通システム拡充策を議論した。
両国は先月の閣僚級会談を皮切りに第1回鉄道協力会議を開催するなど、実質的な連携の成果を積み上げている。金長官は、韓国が自前の技術確保の過程で蓄積してきた高速鉄道の設計・施工・運用の能力を強調し、ベトナム南北高速鉄道の初期調査段階から韓国企業と公的機関が貢献できることを期待すると意思を伝えた。
また金長官は「韓国は都市の成長と交通需要の変化に対応する過程でスマートシティを発展させてきた」と述べ、「K-Cityネットワーク協力事業などを通じ、韓国の政策経験が急速に成長しているベトナムの都市・交通分野の発展を支える一助となることを望む」と語った。
あわせて、ベトナム側が関心を示している「インフラ開発政策能力強化修士課程」プログラムを紹介し、両国間の人的交流拡大に期待を示した。K-Cityネットワークは、政府間協力を基盤に海外都市へ韓国型スマートシティモデルを適用する事業である。スマートシティ計画の策定と、韓国のスマートソリューションの海外実証を支援する。
これに対しチャン・ホン・ミン長官は、韓国の先端的な交通・都市の現場を視察した経験を前向きに評価し、強い関心を示した。続けて、ベトナムの行政区画の再編によりインフラ拡充の需要が日に日に高まっている状況だとして、韓国企業の積極的な市場参入を歓迎するとの立場を伝えた。さらに、高速鉄道はもとより都市鉄道全般へも協力対象を広げたいと付け加えた。
ベトナムは韓国の3大貿易相手国であり、ASEAN地域内で最大の海外建設市場で、すでにトンナム新都市の造成やホーチミン地下鉄の車両供給など多方面で韓国企業の参画が活発に続いている。
一方、両国は今回の面談を機に、都市開発、鉄道などインフラ分野での定期的な交流の場を設けるため、年末に「第1回韓・ベトナム インフラ・技術協力委員会」を開催し、主要な協力アジェンダについて具体的な議論を続けていくことで一致した。