京畿道クリ市のカルメザシャプナインヒルズ・アパートから望むソウル蘆原区のテリュングルフ場一帯。/News1

韓国政府が公的宅地の候補地発表から住宅着工までに要する期間を平均68カ月から37カ月へと31カ月短縮する。これにより、第3期新都市など首都圏の公的宅地8万9000戸の着工時期を前倒しし、テ陵CC・果川競馬場・防諜司など都心の供給用地も2030年までに着工する計画である。

ただし補償と広域交通対策の策定、施設移転に必要な財源や住民反発など、事業地ごとの変数が多く、韓国政府が示した日程を守れるかが焦点である。

国土交通部は13日に発表した「全月世および売買市場の安定のための住宅迅速供給方策」に、公的宅地事業の期間を約46%短縮する「最短期着工モデル」を盛り込んだ。

従来は地区指定と地区計画の策定、補償・移転、用地造成などを順次進めてきたが、今後は同時に推進できる手続きを並行する。候補地発表から着工まで平均5年8カ月かかっていた期間を約3年1カ月に短縮するということだ。

国土交通部関係者は「住宅需要は所得と金利の状況に応じて速く変化するが、供給には10年以上かかる」と述べ、「需要と供給の反応速度の差で住宅価格が上昇する問題を緩和するため、最短期着工モデルを導入した」と語った。

グラフィック=ソン・ミンギュン

韓国政府はこの方式を適用し、第3期新都市など既存の公的宅地8万9000戸の着工を前倒しする計画である。このうち4万1000戸は2031年以降としていた着工時期を2030年以前へ前倒しする。残りの4万8000戸も着工時期を1〜2年前倒しする。

1・29対策で発表した都心の供給用地も2030年までにすべて着工する。ソウル蘆原区のテ陵CCは今年、世界遺産影響評価を終え、地区指定と地区計画の策定など許認可手続きを並行し、2029年9月の着工を目標とする。

果川競馬場は今年9月までに移転先を選定する。防諜司の用地は今年下半期に汚染土と文化財の調査を進めた後、2027年上半期に非中核施設の移転に入る。韓国政府は施設移転と地区指定・補償手続きを同時に推進し、果川競馬場と防諜司の用地を2029年12月に着工する計画である。

龍山国際業務地区は用地造成が終わる2029年まで待たず、ソウル市・龍山区と協議し、2028年末から住宅を先行着工する。城南のヨス2・クムト2地区は地区指定と地区計画の策定を統合し、2029年に着工する。江西の軍用地は2027年、ハナムのテニスコートは2028年、広明警察署の用地は2029年の着工を目標とする。

市場では行政手続きを同時に進めるだけで事業期間を大幅に縮めるのは容易ではないとの指摘が出ている。公的宅地の開発過程で時間を要する土地補償と広域交通対策は莫大な財源が必要で、補償条件や交通対策を巡る住民反発も起こり得るためだ。

クァチョン競馬公園移転反対非常対策委員会とクァチョン市民が2月7日、京畿道クァチョン市の中央公園噴水前で開かれた「クァチョン競馬公園移転反対集会」でシュプレヒコールを上げている。/News1

ナム・ヒョグのウリィ銀行不動産研究院は「公的宅地開発で最も時間がかかる手続きは補償と広域交通対策だ」と述べ、「行政手続きを減らすだけでなく、追加費用を賄う財政力が裏打ちされる必要がある」と語った。

個別事業地の対立も変数である。テ陵CCは先に交通難と環境・文化遺産の毀損懸念が提起され、供給規模と日程が調整された。果川競馬場は地域の反発とともに既存競馬場の移転という課題を解く必要がある。龍山国際業務地区も住宅供給規模と着工の順序を巡り、韓国政府と地方政府の協議が必要である。

イ・ウンヒョンの大韓建設政策研究院研究委員は「韓国政府が示した短縮期間が相当であるだけに、すべての事業地に一律適用するより、条件の整ったところから進める可能性が高い」と述べ、「果川競馬場のように既存施設の移転問題が絡む用地にも計画どおり適用できるかは見守る必要がある」と語った。

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