光州市西区チピョンドン(サンム地区)の光州代表図書館の工事現場で、生コンクリート打設中の崩落事故により構造物の安定化と補強作業が進められている。/News1

12月に作業員4人が死亡した光州代表図書館の建設現場崩落事故は、溶接部に鉄筋を任意に挿入するなど設計と異なる粗雑な施工と、検査・監督の不備が重なって発生した人災であることが判明した。実際に施工された溶接接合部の強度は設計強度の22〜31%にとどまった。国土交通部は施工会社と建設事業管理者に対して営業停止処分を進め、調査結果を捜査機関に送付する方針だ。

国土交通部は30日、光州代表図書館崩落事故の建設事故調査委員会の調査結果を発表した。事故は2025年12月11日、光州ソ区チピョンドンの光州代表図書館建設工事現場で、屋上階のコンクリートを打設中にトラス構造物の溶接部が破断して発生した。現場の作業員4人が死亡した。

産・学・研の専門家11人で構成された調査委は、全体会議20回、現地調査5回、関係者の聴聞2回と溶接部の非破壊検査・構造解析などを経て、事故原因を調査した。

調査の結果、崩落の直接的原因は設計と異なって施工された不良溶接だった。鋼材が十分に接合されるよう溶接前に断面を削る加工が漏れており、一部の溶接部には空隙を埋めるために鉄筋などの異物が挿入されていた。目視検査と腐食試験でも、設計と異なる不良溶接が複数箇所で確認された。

このため、実際の溶接接合部の強度は設計強度の22〜31%にとどまった。屋上階のコンクリート打設で構造物荷重が増加すると、脆弱な接合部が重量に耐えられず相次いで破断したと調査は結論づけた。

調査委は、施工会社の粗雑な施工と建設事業管理者の監督不行き届きに主な責任があると判断した。施工会社は工事前に溶接方法を具体的に盛り込んだ施工詳細図を適切に作成せず、現場に投入された溶接工の作業能力も十分に検証していなかったことが判明した。

現場の目視検査。/国土交通部提供

監理も不十分に作成された施工詳細図を適切に検討しなかった。溶接工の技能検証と施工後の溶接部検査もまた不備だったと調査は示した。溶接不良を確認しながら必要な追加検査を実施せず、事故を防げたはずの管理・監督手続きが事実上機能しなかったというのが調査委の判断である。

イクサン地方国土管理庁が6月に実施した特別点検でも、安全管理計画の未履行と品質管理技術者の管理不備、無登録業者への再下請けなどが摘発された。図面と異なる施工や溶接部への鉄筋挿入も確認された。

チェ・ビョンジョン光州代表図書館崩落事故建設事故調査委員長が30日、世宗市の政府世宗庁舎で、昨年12月11日に発生した光州市の光州代表図書館建設工事トラス構造物崩落事故の調査内容を発表している。/News1

調査委は再発防止策として、溶接の品質検査基準と手続きを具体化し、高難度溶接に対する管理・監督を強化することを提案した。建設事業管理者が溶接計画と施工後の検査計画を義務的に確認し、現場溶接工の資格と作業能力の検証基準も明確にするよう勧告した。

国土交通部は調査結果を踏まえ、施工会社と建設事業管理者に対する営業停止などの行政処分を進める。業務上過失致死と産業安全関係法令違反の有無を捜査できるよう、警察と雇用労働部にも結果を共有することにした。関係省庁と地方政府には事故事例を周知し、建設現場の安全管理を強化する方針だ。

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