グラフィック=ソン・ミンギュン

事業性が低いという理由でニュータウンから外れていたソウル銅雀区黒石10・12区域の再開発が再び動き出している。黒石10区域は組合設立推進委員会の構成が承認され、黒石12区域はソウル市の迅速統合企画による再開発申請のための同意書徴求手続きに入った。漢江沿いの黒石ニュ−タウンで残っている事業地であるうえ、一帯のマンション価格が3.3㎡当たり1億ウォンを上回り、老朽ビラや戸建て住宅を探す買い問い合わせも増えている。

5日、整備業界によると、銅雀区庁は先月25日、黒石洞204-104番地一帯の黒石10区域住宅整備型再開発事業の組合設立推進委員会の構成を承認し告示した。黒石10区域の面積は4万5882㎡だ。2014年に事業性不足と住民の反対などで黒石再整備促進地区から解除されたが、昨年ソウル市の迅速統合企画再開発候補地に選定され、事業推進手続きが再び始まった。

黒石10区域の核心変数は用途地域である。現在、区域の大部分が第1種一般住宅地域に指定されている。この地域は低層住宅地の性格が強く、高密度開発に限界がある。コグドンサン公園一帯は自然景観地区に指定され、高さ規制も受ける。整備計画の策定過程で用途地域の上方変更や容積率、建ぺい率、高さ制限の緩和などが検討される場合、事業性が改善され得るというのが整備業界の見方だ。

黒石12区域も再開発推進の動きが加速している。ここも整備事業が保留された存置管理区域として残っていた。しかし今年に入り、土地などの所有者が「黒石12区域」という名で再開発推進に乗り出した。所有者は3月に再開発推進委員会を組成し、先月は銅雀区庁から迅速統合企画の推進のための連番の付与を受けた。連番付与は、所轄区庁が同意書徴求手続きを公式に認めたことを意味する。所有者が同意書を集めて提出すれば、ソウル市の候補地選定と審議を経て整備区域指定の手続きに入ることになる。

黒石12区域は地下鉄9号線の黒石駅に近い。勾配がきつい黒石洞の他区域と異なり、平地の比率が相対的に高い点も長所とされる。面積は8万8575㎡で、業界では再開発が実現すれば約2000世帯規模の大規模団地になり得るとみている。

ソウル市内のアパートとビラの様子。/News1

黒石ニュ−タウンはすでに相当数の区域が事業を終えた。3〜8区域は入居が完了し、9・11区域は分譲段階に入った。黒石11区域を再開発した「サミット・ザ・ヒル」は5月に一般分譲を終え、6日には残余3戸に対する無順位の分譲申し込みを実施する。専有面積84㎡の最高分譲価格は約29億7820万ウォンだ。黒石洞の代表的な団地とされる「アクロリバーハイム」は、最近3.3㎡当たりの価格が1億ウォンを超えた。

再開発期待が高まり、一帯のビラや戸建て住宅の売り物件の希望価格も上がっている。黒石洞のある不動産仲介事務所の関係者は「黒石10区域は年初だけでも4億〜5億ウォン台の物件があったが、今は希望価格が10億ウォン前後まで上がった所もある」「先月は土地面積11坪のビラが13億ウォンで取引されたと把握している」と述べた。

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