ソウル市は、在韓米軍の弾薬庫があった衿川区トクサンロとモッコルサンの間、トクサン2洞380一帯の再開発に関する迅速統合企画(シントン企画)を確定したと29日に明らかにした。
この一帯は1970年代に一戸建て住宅地として形成された地域で、緑地が近く生活環境が便利だという利点がある。しかし急傾斜の地形や狭い道路などにより、居住環境の改善が必要だとの指摘が出ていた。
ソウル市は、トクサンロ一帯でモア住宅(老朽住宅改修型の小規模集合型整備事業)、公共再開発、迅速統合企画が複数進行中である点を踏まえ、今回のシントン企画で他の開発事業の基盤施設と動線を連携させる計画だ。
今回のシントン企画により、従来の第1種・第2種(7階)・第2種住居地域だった用途地域が、第2種・第3種住居地域へと最大2段階引き上げられる。高さは最高35階、海抜170m前後である。
ソウル市は今回の事業を通じ、対象地に合計2600世帯程度の共同住宅を供給する計画だ。
ただし高さと供給世帯数はまだシミュレーション段階で、今後整備計画を立案する際に確定する。
この事業により東西連絡道路が拡充され、現在4車線のトクサンロは最大6車線へ拡張される。
対象地の南側に公園を配置し、公園の下部には体育施設と駐車場を整備する。
ソウル市は団地内の歩行動線を拡充し、最大30m以上の高低差がある地形を考慮してデッキ型の敷地とエレベーター、スロープを整備し、歩行に優しい住宅団地として完成させる計画だ。
ソウル市は「シントン企画が確定したこの一帯が早期に整備区域として指定されるよう、後続手続きを積極的に支援する計画だ」と述べ、「住民閲覧、区議会の意見聴取など関連手続きを迅速に進め、年内の区域指定を目標に事業を推進する方針だ」と説明した。