政府が建設現場の安全と品質を高めるため、実力のあるベテラン監理員を直接検証する「国家認証監理制」を道路と交通分野まで広げて適用することを決めた。
国土交通部は現場管理の力量が優れた専門家を発掘・育成するため、「2026年優秀建設技術人選定計画」を新たに策定し、7月20日から参加申請を受け付けると11日に明らかにした。
国家認証監理制は、書面上の学歴や経歴・資格証だけを見ていた従来の方式から脱し、実際の現場を統制する能力と専門知識、道徳性などを総合的に審査し、優秀な人材を国が公認する制度である。
国土交通部は2023年に発生したインチョン検団アパート駐車場崩落事故以後、監理員の専門性と責任感を高めるべく制度を改善してきており、昨年は初めて建築分野で75人の優秀な技術人を選抜した。
今年からは既存の建築領域に加え、国民生活と密接な道路および交通施設分野まで選抜対象を広げる。道路と交通網は国民の日常と直結する中核インフラであるだけに、より一段と綿密な安全管理と品質維持が必要だという判断からである。
これに伴い国土交通部は、建築と道路・交通部門を合わせて計200人前後の優秀建設技術人を選抜し、主要な公共工事現場を隙なく監督させる方針である。今後政府は建設エンジニアリングの分類体系に合わせ、水資源や団地開発など多様な分野へ認証範囲を順次広げていく計画だ。
今回選抜される優秀建設技術人には国土交通部長官が交付する認証書が発給され、これは3年間効力が維持される。これとともに実質的な優遇も伴う。昨年選ばれた建築分野の優秀技術人は、今年韓国土地住宅公社(LH)の公共住宅建設管理業務に参加する際に加算点を受ける予定である。今年選定される技術人にも、来年実施される公共発注業務の事業遂行能力評価で加点を与える予定である.
今年国家認証監理に申請するには、直近3年(2024年〜2026年)の間に建築または道路・交通分野の工事管理業務に参加して受けた総合評価点数が90点以上でなければならない。申請資格の充足可否は国土安全管理院のウェブサイトで直ちに確認できる。書類は7月20日から8月14日までの1カ月間オンラインで受け付け、書類審査を通過した人を対象に10月に深層面接を行い、11月に最終合格者を発表する。
あわせて国土交通部は今回の事業を詳しく知らせるため、7月8日午後2時にソウル城東区漢陽大学校ソウルキャンパスHIT大会議室で案内説明会を開く。今回の説明会では制度を導入した背景や具体的な選抜手続き、加算点の優遇などを詳細に紹介する予定だ。
国土交通部キム・ミョンジュン技術安全政策官は「国家認証監理制は現場経験と専門性を備えた優秀な技術人が正当に評価され優遇される環境を整えるための制度だ」と述べ、「主要な建設現場に検証された建設事業管理技術人が配置されるよう、制度を持続的に発展させていく」と語った。