ソウル鐘路区玉仁洞・明倫3街と中浪区忘憂洞の低層住宅地で容積率の制限が緩和される。
ソウル市は9日、第9次建築委員会を開き、この内容の「ヒューマンタウン2.0事業対象地特別建築区域3カ所指定」案件を審議し可決したと10日明らかにした。
ヒューマンタウン2.0は、再開発が難しい低層住宅地で住民が新築またはリモデリングをできるよう容積率などを緩和する事業を指す。
今回指定された玉仁洞47番地、明倫3街1-1061番地、忘憂洞422-1番地一帯も、マンションではない低層の多家口・多世帯住宅が多い地域である。ソウル市は個別の筆地単位で建物を建てようとしても事業性が低く、整備が難しかったと説明した。
このためソウル市は、デザインガイドラインを満たす建築計画について審議を経て、造園、建ぺい率、容積率などの制限を緩和することにした。玉仁洞と明倫3街の地域には建築物の高さ制限の緩和も適用される。
ソウル市は今後、リモデリング活性化区域と建築協定集中区域なども追加指定し、ヒューマンタウン2.0事業の実行力を高める方針だ。
今回の建築委員会では「新豊駅勢圏長期賃貸住宅事業」案件も可決された。これにより永登浦区の新豊駅近隣に大規模な共同住宅団地が造成される予定である。
この事業は新吉洞413-8番地一帯に地下3階、地上35階規模で推進される。公共住宅270戸・分譲住宅1784戸など計2054戸の住宅が供給される。社会福祉施設と児童公園、公営駐車場も併せて整備される。2029年7月の竣工を目標に推進されている。
ソウル市は「今回の案件は低層住宅地の整備活性化から大規模な住宅供給まで、ソウルの未来の都市空間戦略を具現する事業だ」とし、「居住の安定と都市競争力の強化を同時に実現できるよう、事業推進を積極的に支援する」と明らかにした。