S-Oilのシャヒンプロジェクト建設現場で、原油を精製して石油化学原料を生産するTC2Cの建設作業が本格化している。/S-Oil提供

DL E&CがウルサンのS-Oil(S-OIL)シャヒンプロジェクト現場で労働者の死亡事故が発生したのち、全国の工事現場の作業を一時中断した。会社は各現場の安全対策を点検したうえで、作業を順次再開することにした。

28日DL E&Cによると、同社は現在、全国の工事現場の作業を止め、現場別に安全作業対策を策定している。DL E&C関係者は「全現場に関連告示を出して作業を中断した」とし、「安全点検を終え、対策が整ったと判断される現場から作業を再開する予定だ」と述べた。

DL E&Cが全社的な安全点検に乗り出したのは、25日にDL E&Cのシャヒンプロジェクト現場で死亡事故が発生したためである。DL E&Cはシャヒンプロジェクト現場で死者1人が発生したと公示した。会社側は「事故発生の原因は現在調査中だ」と明らかにした。

DL E&Cは事故当日、雇用労働部(韓国の労働行政官庁)に重大災害発生の事実を報告した。警察と雇用労働部は現場確認とともに事故原因の調査、再発防止対策などを検討する予定である。

シャヒンプロジェクトはS-Oilがウルサンに建設中の大規模石油化学コンプレックスである。年間180万t規模のエチレン生産設備を備える事業で、来月の竣工が予定されていた。この事業には現代建設が主幹事として参加しており、DL E&Cと現代エンジニアリング、ロッテ建設などがコンソーシアム形態で工事を担っている。

建設業界では、DL E&Cの今回の全現場作業中断措置は、重大災害に対する社会的・法的責任が増大した状況を意識した決定だという見方が出ている。重大災害処罰法の施行以降、死亡事故が発生した事業場に対する捜査と処罰は一段と強化された。最近では、重大災害が発生した建設会社に対し、公共工事の入札制限など事業上の不利益を与える案も取り沙汰されている。

雇用労働部によると、昨年の全体の重大産業災害による事故死者は約600人で、このうちおよそ半数が建設業で発生した。

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