5月のソウルのマンション売買価格は上昇基調が小幅に鈍化したことが分かった。ソウル25の自治区のうち16カ所で先月より売買価格の上昇幅が縮小した。とりわけ江南区は3月に住宅価格が下落局面へ転じて以降、3カ月連続で下落幅が拡大した。売買価格の上昇率が先月より大きかった自治区は中区をはじめ、鐘路・道峰・衿川・蘆原・龍山・瑞草・麻浦・銅雀区など9カ所である。
売買価格の上昇幅が縮小したにもかかわらず、ソウルの売買価格展望指数は2カ月連続で基準線(100)を上回り、今後の住宅価格が上昇するとの見方が優勢だった。
25日、KB不動産によると、5月(調査基準5月11日)のソウルのマンション価格上昇率は0.83%で、前月(1.00%)より小幅に鈍化した。年内のマンション売買価格の月間上昇率としては最も小さい上昇幅である。月別のマンション価格上昇率は1月0.87%、2月1.34%、3月1.43%、4月1.00%を記録した。
地域別にみると、中区(1.94%)、東大門区(1.52%)、城北区(1.39%)、銅雀区(1.37%)、江西区(1.34%)、城東区(1.27%)、九老区(1.24%)などが上昇をけん引した。
先月よりマンション売買価格が下落した地域は江南区のただ一カ所だった。江南区は-0.41%の変動率で、3月(-0.16%)から3カ月連続で住宅価格の下落基調を示している。とりわけ高額マンションの弱含みが目立った。KB先導アパート50指数は98.7で先月より0.55%下落し、3カ月連続の下落となった。KB先導アパート50は毎年12月を基準に時価総額上位50団地のマンションを選定し、毎月の時価総額変動率を指数化した指標だ。
このほかの自治区はすべて売買価格が上昇した。その中でも中区(0.50→1.94%)と鐘路区(0.54→1.01%)、道峰区(0.50→0.95%)、衿川区(0.21→0.62%)、蘆原区(0.93→0.95%)、龍山区(0.42→0.67%)、瑞草区(0.21→0.31%)、麻浦区(0.95→1.03%)、銅雀区(1.35→1.37%)は売買価格の上昇幅が前月より大きかった。
ソウルの住宅価格は今後上昇するとの見方が優勢だった。ソウルの売買価格展望指数は8.4ポイント(p)上昇の120.6を記録した。2カ月連続で上昇基調を示し、基準線100を上回った。ソウルの圏域別にみると、江北14自治区(124.7)と江南11自治区(116.9)はいずれも先月より8.5ポイント上昇した。
今月のソウルのマンションチョンセ(韓国特有の賃貸制度)価格は0.83%上昇し、前月比の上昇ペースは0.03%ポイント鈍化した。江北区(1.86%)と城北区(1.36%)、蘆原区(1.35%)、道峰区(1.33%)、西大門区(1.21%)、広津区(1.19%)、城東区(1.17%)などでチョンセの価格上昇率が高かった。
ソウルのチョンセ(韓国特有の賃貸制度)価格展望指数は6.4ポイント上昇の138.8となった。16カ月連続で基準線(100)を超え、チョンセ価格が今後上昇するとの見方が優勢な状況だ。