ポスコE&Cが人工知能(AI)技術を活用し、次世代の居住サービスを構築している。代表的な技術がロボットを活用したスマートホームサービスである。ロボットが家電およびホームプラットフォームと連動し、入居者の利便、安心、健康を統合管理するサービスである。
ポスコE&Cが竣工したマンション団地では、コミュニティ空間で広報と案内を担うサービスロボットが導入されている。住戸内と共用空間を網羅するロボット専用APIとプラットフォームの改善を通じ、未来型のロボットフレンドリーな居住環境を実現している。
ビッグデータに基づき居住者のパターンを分析してエネルギーを削減するスマートホーム技術もザ・シャープに適用した。ポスコE&Cは入居者の実際の生活エネルギー使用データをビッグデータで分析し、各世帯に最適化したエネルギー削減ソリューションを提供する。リアルタイムのモニタリングを通じてエネルギー過剰消費を知らせ、最適な室内温度をガイドするスマートエネルギーレポートサービスもある。不要なエネルギー浪費を防ぐ知能型ホームネットワークシステムを通じ、環境負荷が低く経済的なスマートホームライフを支援する。
ポスコE&CはAI技術を建設現場にも適用している。AIを活用し、ゼロエネルギービル(ZEB)性能分析用資料の抽出を自動化している。これはZEB認証に必要な複雑な設計データを人工知能が図面から自動抽出して分析する技術である。従来、人が一つひとつ手作業で計算していた膨大な建築情報をAIが迅速かつ正確に処理し、業務効率を最大化するためである。AIベースの自動検討システムを通じ、より精緻で信頼度の高い環境配慮型建築性能を検証できる。
ポスコE&Cはまた、設計段階でもマルチモーダルAIを活用している。画像、テキスト、数値など多様な形式の設計資料を人工知能が同時に分析し、設計検討結果書を自動生成する。複雑な地盤分野の図面と計算書をAIエージェントが統合的に推論すれば、設計の精度と業務スピードを画期的に改善できる。ポスコE&C関係者は「人のミスで発生し得る設計の誤りや漏れを事前に遮断することで、建設プロジェクトの安全性を一段と強化する」と説明した。
安全管理の側面でもAI活用が拡大している。ポスコE&Cは音声と映像を同時に認識する人工知能ドローンを活用し、建設現場の死角を巡回してリアルタイムの安全監視網を構築している。危険状況の発生時には外国人労働者向けの多言語安全放送を即時に送出し、言語の壁のない事故予防措置を実行する。油圧ショベルなどの重機と作業員の衝突リスクをAIがリアルタイムで感知して警告し、現場の重大災害を防止している。
ポスコE&Cは、人が近づきにくいマンション外壁の微細なひび割れや欠陥をドローンが撮影し、AIが精緻に見つけ出す技術も現場に適用した。AIは高解像度画像の分析を通じ、ひび割れだけでなく鉄筋の露出などのリスク要因を1枚あたり15秒以内の高速で自動検知する。目視点検の限界を克服し、客観的なデータに基づいて建築物の耐久性と安全性を体系的に管理する。
また、コンクリート打設前にレミコンの品質状態をAI映像分析でリアルタイムに判読・予測するスマート品質管理技術も活用している。コンクリートの未硬化状態のワーカビリティ(スランプ)と含水率をAIが自動計算し、施工品質の一貫性を確保するものである。ポスコE&C関係者は「データに基づく科学的管理により、熟練工の経験に依存してきた方式から脱却し、より強固で安全な構造物の施工を実現できる」と述べた。