ソウル江南区の不動産仲介業者に掲示された多住宅保有者の緊急売り物件案内文の様子。/聯合ニュース

ソウル江南など中核地域で、マンション価格に対する買い手と売り手の見通しが割れている。買い手は追加の価格調整が可能だとみる一方で、一部の超急ぎの売り物件を除き、売り手は「これ以上は値下げしない」と踏みとどまっている。買い手と売り手の希望価格の隔たりが広がり、取引の成立が難しくなっている。

6日KB不動産によると、3月のソウルのマンション売買価格展望指数は前月比10.0ポイント低下の100.8を記録した。ソウルの住宅価格の上昇見通しが2カ月連続で後退し、同指数が基準線の100に近づいたためだ。売買価格展望指数は100を超えるほど2〜3カ月後に住宅価格が上昇するとの見方を示し、基準線未満の場合は下落見通しが優勢であることを意味する。同指数は公認仲介事務所約6000カ所へのアンケートで算出する。

住宅価格の上昇・下落見通しが拮抗し、ソウルのマンション市場はまちまちの推移となっている。特に複数住宅所有者の売り物件が多く出る江南3区(江南・瑞草・松坡区)、麻浦・龍山・城東・東大門・江東区などの漢江ベルトで、買い手と売り手の駆け引きが激しい。

麻浦区へ引っ越しを計画中の40代のA氏は「住宅価格がもう少し下がりそうだと思い、家主に値引きを求めたが、思ったほど価格調整の幅が大きくなく、購入をもう少し検討している」と語った。東大門区のマンションを売りに出したB氏は「直前の取引価格を考慮して家を出したところ、複数のグループが見に来た。まだ買うという人はいないが、価格が適正なので見学は続いているようで、値下げする考えはない」と述べた。

買い手が内見に来ても売り手と売買価格の調整ができず、取引を完了できないケースが増えているというのが仲介現場の説明だ。買い手はさらに値切ろうとするが、売り手は十分に調整した金額だとして歩み寄れないという。麻浦区のある公認仲介事務所代表は「家を見に来た買い手は、価格がさらに下がるかもしれないとして決め切れずに帰るケースがかなりある」とし、「以前なら見ずに契約する雰囲気もあったが、雰囲気が変わった」と語った。

江南区のマンション団地の様子。/News1

こうした様子見が続き、ソウルのマンション取引量も減っている。国土交通部の実取引価システムによると、ソウルのマンション取引量は3月3444件で、1月(5851件)、2月(5505件)に比べて4割近く減少した。

マンション売買価格もソウル内で上昇・調整の地域が入り交じっている。KB不動産によると、3月第5週(3月30日基準)に江南区(-0.09%)は5週連続の下落となった一方、東大門区(0.65%)、江東区(0.57%)、江西区(0.53%)、永登浦区(0.47%)、城東区(0.41%)などは上昇した。KB不動産は「江南区は超急ぎの売り物件中心に取引されているが、買い需要が様子見となり、超急ぎ物件以外は取引が容易ではない」と診断した。

ただし、こうした現象が長期間続くかは不透明だ。ナム・ヒョクウ・ウリィ銀行不動産研究院は「これまで調整が出ていた江南圏、漢江ベルト地域で(家主と買い手の綱引き現象が)主に現れている」とし、「最近は超急ぎの売りを待っていたが、これ以上下がらないため、実需層が買おうとする雰囲気への転換があり、買い手優位の様相が徐々に鈍化している部分がある」と述べた。

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