ソウル鐘路区松峴洞の敷地(松峴洞48-9一帯)が、緑地と広場を備えた文化公園として整備される。
ソウル市は1日、先月24日の第2次都市公園委員会で「松峴文化公園造成計画」が審議を通過し、この内容を盛り込んだ公園造成の詳細施設計画が決定したと明らかにした。
決定した計画によると、松峴文化公園には緑地およびその他(1万8544.20㎡)、広場・道路(6359.86㎡)、水景施設(330.21㎡)、休養施設(631.61㎡)が整備される。地下1階に地域住民と来訪者のための乗用車駐車場(270台)、地下2・3階に観光バス駐車場(90台)も設ける。
市は松峴文化公園について「周辺空間との歩行連携を体系化し、公園が都市の文脈の中で自然につながるようにし、建築施設を公園外周に配置しつつ中心部を空けて仁王山と北岳山を望む開放的な景観を実現した」と説明した。
松峴文化公園には松林を中心とした「松峴山稜の森」と「ソルダムチェの丘」、借景(自然に逆らわず周辺の風景を景観の素材として活用する手法)を適用した「借景パーゴラ」、水路と水辺植生が調和する「松峴水路」、日陰の休憩所などの休憩空間が設けられる。
公園の中心にはソウル広場規模(6200㎡)の「松峴文化マダン」が配置される。公演、展示、小規模の祭り、市民プログラムなどが運営できる場所として計画した。
市は公園地下に大規模駐車場が入る点を踏まえ、必須建築施設と公園の調和を図り、人工地盤に十分な土壌深(どじょうしん)を確保して樹木が生育できるようにした。地下駐車場のキャノピーは韓国伝統の軒(のき)を再解釈し、進入口から公園が連続する立体的デザインを適用した。
あわせて市は敷地東側に入る予定のイ・ゴンヒ寄贈館(仮称)と公園の空間計画を統合し、動線が自然につながるようにした。イ・ゴンヒ寄贈館には「松峴文化公園展望台」を設置する予定である。
松峴文化公園の造成事業は今年上半期に設計を完了し、実施計画告示を経て下半期に着工、2029年の竣工を目標に事業を推進中である。この事業はイ・ゴンヒ寄贈館の建設と同時に進行する予定だ。
キム・ヨンハクソウル市未来空間企画官は「松峴文化公園の造成は単に公園を一つ増やすことではなく、ソウル都心の緑地を復元し、文化・芸術・観光が融合する新たな都市モデルを提示する事業だ」と述べ、「市民が日常で休息と文化をともに享受する代表的な空間になる」と語った。