韓国で最初のアパートとして知られる「忠正アパート」を含むソウル・マポロ5区域第2地区再開発整備事業の施工社選定入札が不調に終わった。斗山建設が一部入札書類を提出できず無効処理となり、南光土建1社の単独入札の構図になると、競争要件を満たせず最終的に不調処理となったと伝わった。組合は再入札公告を出し、施工社再選定手続きに再び着手する方針だ。
19日、マポロ5区域第2地区再開発整備組合によると、12日に実施された施工社選定入札が不調となった。当該入札には斗山建設と南光土建が参加した。しかし斗山建設が現場説明会当時に配布された入札指針書に明示された「数量算出内訳書」を漏らし、入札無効となったと伝わった。
組合は「斗山建設の書類漏れに対する故意性の有無を判断する過程で追加の紛争が発生する場合、事業の遅延が長期化する懸念がある」とし「別途の制裁なしに単独入札に伴う不調で整理した」という立場を示した。斗山建設に対する再入札制限など追加的不利益措置は検討していないとされる。
マポロ5区域第2地区の再開発は、1937年に竣工した韓国で最初のアパートとして知られる「忠正アパート」を含む事業地だ。事業規模を問わず象徴性が大きいこの再開発事業は昨年から施工社選定手続きに着手した。しかし一部建設会社が突如入札を放棄し競争構図が霧散するなど、事業は順調ではない状況だ。
組合は再入札公告を出し、施工社再選定手続きに再着手する方針だ。
ただし、斗山建設は「組合が提示した入札指針書および提出要求書類に従い、定められた手続きと期限内に書類を完備して入札を完了した」と反論した。斗山建設は「入札当日には両社代理人および組合関係者らが立ち会う中で提出書類の確認手続きが進み、当社は当該過程で書類の漏れがないことを確認し、受付が正常に処理され入札が有効に成立したと案内を受けた」と説明した。
続けて斗山建設は「現時点で確認したところによると、組合公文は『1社の書類漏れ』という趣旨で案内されているが、特定の施工社名は明示していないと把握している」とし、「斗山建設は事実関係を明確にするため、『漏れと判断された書類の特定、判断根拠、確認・議決手続き』などに関する公式な確認を組合に要請している」と付け加えた。