現代建設が江南圏の再建築最大案件である狎鷗亭3区域に、現代ウィアの「駐車ロボット」に火災リスクの検知および自動対応機能を組み合わせた先端駐車システムを適用する予定だと6日に明らかにした。
先に現代建設は狎鷗亭2区域の再建築で国内初の「ロボットフレンドリー団地」を提案した。当時現代建設は、現代ウィアが開発した「駐車ロボット」を団地に適用し、指定された車両を持ち上げて空きスペースに移動させる無人バレーパーキングサービスを提示した。
現代建設関係者は、人が運転する必要なくロボットが自動で車両を駐車してくれるサービスは国内初だと説明した。ロボットが狭い空間でも精密に動き、同一面積でより多くの車両を収容できるという利点を掲げた。
さらにロボット2台が車両を両側面から持ち上げて90度平行移動させる「横歩き駐車」(クラブ走行)も可能で、何度も前進と後退を繰り返さねばならない狭隘な空間も容易に活用できる。
狎鷗亭3区域に導入予定の「駐車ロボット」は、ここに火災安全機能を加えた点が特徴である。既存技術に火災検知と搬送という安全技術を融合し、駐車中に発生し得る電気自動車の火災を事前に検知し先制的に対応する統合ソリューションを実装する計画だ。
例えば火災に関する異常兆候を捕捉すると、直ちに管制システムに警報が伝達される。管制指令を受けたロボットは危険車両をすぐに団地内に設けられた防災区域へ搬送する。防災区域は特化した防火設計により、既存の消防用水散水、火災隔離および有毒ガス排出システムなどを備え、火災車両を安全に隔離し二次被害を遮断して入居者の安全と財産を積極的に保護する。
とりわけ車両用リチウムイオン電池の火災は熱暴走現象により数分以内に摂氏1000度に達する高温と大量の煙および有毒ガスを伴う。このため人が直接接近しにくい地下空間では、火災発生前のロボット基盤の事前対応システムが最も効果的な手段の一つと評価される。こうした技術は、最近電気自動車火災が住居安全の主要変数として浮上するなか、火災対応インフラに対する民間建設業界の先制的対応策として注目されている。
狎鷗亭2区域にすでに適用された無人自律走行シャトル、人工知能(AI)基盤のパーソナルモビリティロボット、電気自動車充電ロボットなども拡大適用される予定だ。現代建設は、こうしたロボット技術を団地全域に有機的に接続し、移動・利便・安全が統合された「ロボット基盤スマート団地」を実現する計画だ。
現代建設関係者は「狎鷗亭ヒョンデは大韓民国の住居革新の出発点だ」とし、「火災対応駐車ロボットの導入を通じてロボット技術と住居生活の理想的な結合を成し遂げ、半世紀の歴史を持つ狎鷗亭ヒョンデを未来先端住居の象徴として完成させる」と強調した。
狎鷗亭3区域は、ソウル江南区狎鷗亭洞393-1番地一帯の3934世帯の老朽化したアパートを対象とする大規模再建築プロジェクトである。狎鷗亭3区域は再建築によって総5175世帯規模の新しいアパートへと生まれ変わる予定だ。先月22日に整備計画の告示が完了しており、今年上半期の施工会社選定を目標としている。