ソウル江南一帯を中心に注目を 받ってきた整備事業が、江北地域でも動き出している。呉世勲(オ・セフン)ソウル市長が新年にあたり「江北全盛時代」を掲げて後押しし、建設業界も激しい受注合戦を繰り広げている。
7日、整備業界によると、城山始栄アパート再建築整備事業組合設立推進委員会は先月22日、麻浦区庁から組合設立認可を受けた。3月に推進委員会承認が完了してから9カ月ぶりである。組合設立認可を受ければ、再建築事業が軌道に乗ったとみなせる。1986年に竣工した城山始栄アパートは14階、33棟、3710世帯規模の大規模団地だ。再建築を通じて最高30階、30棟、4823世帯に生まれ変わる。
城山始栄アパートは西北圏最大規模の再建築団地とされるだけに、すでに目をつけている建設会社が多い。サムスン物産、現代建設、大宇建設、DL E&C、GS建設、ポスコE&C、HDC現代産業開発など大手建設会社が関心を示しているとされる。組合側は今年下半期の施工会社選定を目標としている。
江北で再建築として注目されるもう一つの地域である蘆原区でも、大規模団地が速度を上げている。月渓洞の広運大駅駅勢圏団地である美隆・美成・三湖3次(ミミサム)は最近、整備計画・整備区域指定の手続きを踏んでいる。広運大駅に隣接するミミサムは14階、3930世帯を最高56階、6700世帯へと再建築する計画だ。類似の段階にある上渓洞ボラムアパートも、15階、3315世帯を最高45階、4483世帯へと再建築を推進中である。
江北地域は江南圏に比べ再建築の不毛地と受け止められてきた。ソウル市によると、江南3区(江南・瑞草・松坡区)の再建築事業所は65カ所である一方、江北14自治区の再建築(共同住宅)事業所は22カ所にとどまる。収益性が比較的低いためだが、最近は江北地域でも駅勢圏の大規模団地を中心に再建築事業が始動する様相だ。
ソウル市も江北地域の再建築・再開発事業の活性化に向け、容積率の引き上げなど規制緩和を進めている。呉市長は地方選のキーワードを「再び、江北全盛時代」と要約される開発として掲げた。年頭所感では「江北が活性化してこそソウルが大きくなり、ソウルが大きくなってこそ大韓民国が前進する」とし、「ソウルの中心軸である江北を活性化し、再び、江北全盛時代を切り開く」と強調するほどだ。
状況がこうした中で、再開発も同時に弾みがついている。代表例が聖水戦略整備区域だ。聖水戦略整備区域は聖水1・2・3・4地区の計4地区で、敷地面積だけで約53万㎡(16万坪)に達する超大型事業地である。最もスピードが速いのは聖水4地区で、先月26日に事業説明会を実施し、HDC現代産業開発・大宇建設・DL E&C・ロッテ建設・SKエコプラントの5社が出席した。同月に開かれた工事費2兆ウォン規模の聖水1地区現場説明会にも、現代建設・GS建設・HDC現代産業開発・錦湖(クムホ)建設の4社が参加するなど、競争が激しかった。
業界関係者は「ソウル市が江北横断線の再推進と江北横断地下高速道路の建設、内部循環路・北部幹線道路の地下化推進など交通網の改善を並行し、整備事業に追い風として作用する雰囲気だ」とし、「建設会社の立場でも、整備事業は事業主体が組合で担保が確実なうえ、事業性と象徴性を備えた事業地の受注に力を注いでいる」と述べた。