グラフィック=ジョン・ソヒ

来年の入居が急減すると予告されたソウルのマンション抽選市場は、競争が一段と激しくなる見通しだ。高騰する住宅価格のなか、分譲価格上限制が適用される江南3区(江南・瑞草・松坡区)を中心とした「ロト抽選」の熱気は冷めないとみられる。融資規制や実需居住義務があっても、数十億ウォンの値上がり益を狙う待機需要が相当程度に上ると予想される。

31日、建設業界によると、SKエコプラントは来年1月に西大門区延禧洞533-5一帯で「ドゥファイン延禧」を分譲する。ソウルで初めて適用されるSKエコプラントのハイエンドブランド団地で、地下4階〜地上29階、13棟、総959戸規模で建設される。一般分譲は332戸だ。ソウルの伝統的な高級住宅地とされる延禧洞に9年ぶりに供給される新規団地で、近隣には京義・中央線の加佐駅がある。弘濟川を渡ると加財ウルニュータウンがあり、周辺の生活インフラを利用できる。

永登浦区新吉洞の新吉5区域地域住宅組合団地「ザ・ショップ新豊駅」も1月の分譲を予定している。ザ・ショップ新豊駅は地下3階〜地上35階、16棟、2030戸規模で造成される大規模団地で、312戸が一般分譲される予定だ。地下鉄7号線新豊駅から徒歩10分の距離で、来年12月に新安山線新豊駅が開通すれば、業務地区である汝矣島へのアクセスが一段と改善すると見込まれる。

2月には瑞草区蚕院洞の新盤浦21次再開発団地「オティエル盤浦」の分譲がある。地下4階〜地上20階の2棟、251戸規模で造成され、このうち87戸が一般分譲される。小規模なマンションだが、地下鉄7号線盤浦駅の駅勢圏に位置し、立地面の強みが大きい。市場が予想する分譲価格は3.3㎡当たり8500万ウォンで、「ロト抽選」団地としても期待を集めている。近隣の「盤浦ザイ」「メイプルザイ」の売買価格は3.3㎡当たり1億4000万〜1億8000万ウォン程度だ。永登浦区文来洞の真珠アパート再開発団地「ザ・ショップ ルプリヴェ(一般分譲138戸)」も2月の分譲を控えた。

3月には銅雀区黒石洞の「サミット・ザ・ヒル(553戸)」が登場する。団地名に「西盤浦」を付けて賛否が分かれた場所だ。それだけ盤浦に近い。このほか、瑞草区方背洞の「方背フォレストザイ(547戸)」「方背LEEL(180戸)」も来年市場に出る可能性が高い。大物団地として最も注目を集めるのは瑞草区盤浦洞の「盤浦DHクラスト」だ。盤浦主公1団地1・2・4地区の再開発団地で、地下5階〜地上35階、50棟、総5007戸(うち1832戸)規模で造成される予定だ。9号線旧盤浦駅に直結する超駅勢圏の大規模団地である点から、抽選の待機需要はすでに相当だ。来年9月に一般分譲を予定している。

ソウル瑞草区盤浦主公1団地区域を再建築中の「盤浦ディエイチクラレスト」敷地の様子。/聯合ニュース

来年のソウルのマンション入居戸数は今年と比べて半分の水準に減る。不動産プラットフォームZIGBANGによると、来年のソウルのマンション入居戸数は今年比48%減の1万6412戸だ。このうち半分が江南圏に集中している。瑞草区と松坡区の入居戸数はそれぞれ5155戸、2088戸で、合計約7000戸だ。このほか恩平区に2451戸、江西区に1066戸が供給される予定だ。25の自治区のうち、江北・冠岳・衿川・蘆原など8地域は入居予定戸数がない。

分譲市場の江南偏重により、来年も多額の手元資金を持つ「現金富裕層」が有利な立場を占めるとみられる。建設業界の関係者は「融資規制が緩和されない限り、江南のマンション抽選は最低でも現金10億ウォンが必要だ」と述べ、「現金富裕層のためのリーグが続き、競争はさらに激しくなるとみられる」と語った。今年のソウルのマンション平均抽選競争率は146.64倍で、住宅価格急騰期の2021年(164.13倍)以来4年ぶりの高水準を記録した。

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