チョンダムLEELの透視図。/ロッテ建設提供

ソウル市江南区の新築マンションで初めて3.3㎡当たり2億ウォンを超えた「チョンダムルエル」の保留地が入札に付される。いわゆる「国民平型」である専有面積84㎡のマンションの入札基準価格は59億ウォン台だ。保留地は、再建築・再開発組合が訴訟など万一の事態に備えて分譲せずに残しておく住宅である。

30日、整備業界によると、チョンダムサミクアパート住宅再建築整備事業組合は前日、チョンダムルエルの保留地4戸に関する売却公告を出した。専有84㎡の保留地4戸の基準価格は59億6000万〜59億8000万ウォンだ。チョンダムルエル専有84㎡の分譲価格は22億〜25億ウォン水準で、保留地の売却価格はこれより30億ウォン高く設定された。

保留地マンションの階数は6階と7階である。組合は最高価入札方式で保留地を売却する。入札はこの日から来年1月8日まで実施される。

チョンダムルエルはソウル市江南区清潭洞一帯にある地下4階〜地上35階、1261戸規模のマンションだ。ロッテ建設が施工したハイエンドマンションで、先月10日から入居を開始した。

チョンダムルエル専有84㎡の入居権は先月、65億ウォンで売れ最高値を記録した。直前の売却価格は61億5000万ウォン(14階)だった。現在、チョンダムルエル専有84㎡の売り出し希望価格は最低53億ウォンから最高70億ウォンまで形成されている。

チョンダムLEELに設置されたサイロラボの美術作品「ザンビョル」。/ロッテ建設提供

最近、保留地は入札需要が大きく減った。土地取引許可制の下で保有住宅数に関係なく入札が可能で、相場より安く購入できるという利点はあるが、融資規制の強化などで資金調達の経路が狭まる中、短期間に大規模な資金を用意しなければならない負担が生じたためである。

今回の保留地売却の興行は、チョンダムルエルの価値上昇見通しに応じて決まる見込みだ。住宅価格がさらに上がり資産を増やす機会があると判断すれば、実需の高額資産家を中心に需要が発生すると予想される。

とりわけチョンダムルエルは、江南圏の住宅価格が高騰している中で出てきた保留地であるだけに、他のマンションの保留地とは異なり興行の可能性を見込む意見が出ている。「賢い一戸」現象が一層深まると予想される中、ソウル内の新築マンション供給はさらに減る見通しで、立地の良い新築マンションの保留地需要は相当程度あるという見方である。

ある公認仲介士は「チョンダムの核心立地に国民平型が入札に出るため、需要があると見込む」と述べ、「ただし入札価格が市場でどう受け止められるか、漢江の眺望が可能かどうかなどがカギになる」と語った。

ただし、4月に実施したソウル瑞草区「メイプルザイ」での1次保留地売却当時、29戸に対する売却入札を締め切った結果、計6戸のみが落札された点を考慮すると、チョンダムルエルの保留地売却の興行を確信することはできないとみられる。不動産業界関係者は「入札価格が高額であるだけに、資金を一度に用意しなければならず、保留地の棟数、階数などを考慮して需要が決まる見通しだ」と述べた。

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