呉世勲ソウル市長が審議迅速化で住宅供給を加速

今年のソウル市における住宅供給関連の審議件数が前年比で20%以上増加した。呉世勲（オ・セフン）ソウル市長は迅速な審議を通じて住宅供給に速度をつけると明らかにした。

呉市長はこの日、ソウル市庁で開かれた「2025 都市住宅成果共有会」で、都市計画・住宅に関する主要委員会がこの1年間に達成した成果を共有し、今後の都市政策ビジョンを共に議論した。

呉市長は「迅速統合企画（シントン企画）と統合審議の拡大を通じた委員会の専門的判断とスピード感のある行政が、住宅供給拡大と都市空間の革新を実質的に牽引する中核動力だ」と述べた。

続けて「都市計画と整備事業の審議は単なる行政手続きではなく、ソウルの未来の青写真を描く最終意思決定プロセスだ」とし、「均衡ある地域発展と住居供給のゴールデンタイムを守る重要な基盤だ」と述べた。

呉市長は、迅速かつ責任ある委員会審議を通じて停滞した都市整備事業を活性化し、住宅供給のスピードを高める考えも明らかにした。

ソウル市都市計画委員会、都市建築共同委員会、整備事業統合審議委員会、小規模住宅整備統合審議委員会の4つの委員会は、今年合計100回の会議を通じて411件の都市計画・整備事業案件を審議した。昨年は80回の会議で341件の案件を審議した。

都市計画委員会は、生活社会基盤施設（SOC）拡充と気候災害への対応を考慮した公共寄与審議の事例を共有した。整備事業統合審議委員会では、事業施行認可段階の多数の審議を一つに統合した「ファストトラック統合審議」の運営成果を共有した。小規模住宅整備統合審議委員会は、街路住宅事業を統合してモアタウンへ転換することで、地下駐車場の統合設置、緑地・休憩空間の拡充、事業性の改善を実現した事例を紹介した。