RealtyPlanetとメテウス資産運用がAIで不動産投資効率化へ提携

人工知能（AI）を基盤とする商業用不動産の総合サービス企業RealtyPlanetが、専門資産運用会社のメテウス資産運用とともに不動産投資の効率性向上を目的とする業務協約を締結したと、29日に明らかにした。

今回の協約を通じて両社は、不動産ディールのソーシングから投資、開発、運用に至る全段階で協力を進める。

RealtyPlanetは、◇不動産データの提供および販売 ◇市場分析 ◇投資意思決定の支援 ◇投資家コミュニケーション ◇プラットフォーム基盤のマーケティングなどデータ・情報領域を担い、メテウス資産運用は、◇商業用不動産の投資・運用・処分 ◇開発計画の策定 ◇ファイナンスのストラクチャリング ◇ファンド組成 ◇資金調達のアレンジなどを担当し、実際の投資執行と金融設計を主導する。

両社は今回の協力を踏まえ、市場需要を反映したファンド組成から資産運用、処分へと続く全過程を有機的に結び付け、不動産投資の効率性を一段と強化する方針だ。

キム・ジョンヒョン メテウス資産運用代表は「今回の協力は投資審査の正確性を高め、さまざまな投資家に差別化された価値を提供する契機になる」と述べ、「データ・技術に基づく意思決定と金融・運用の専門性の結合は、今後の不動産投資市場の重要な潮流になる」と語った。

オム・ヒョンポ RealtyPlanet代表は「不動産投資環境が高度化するほど、データ分析と市場インサイトの重要性は一層高まっている」と述べ、「今後もRealtyPlanetが保有するデータおよびプラットフォームの競争力を基盤に、不動産市場の情報アクセス性と効率性を継続的に高めていく」と語った。