ソウル市とソウル住宅都市開発公社（SH）は、「一般住宅型ミリネチプ（新婚・新生児買上げ賃貸住宅Ⅱ）」第2次供給のための公告文をSHの公式サイトに掲載すると29日に明らかにした。
一般住宅型ミリネチプは、アパート賃貸の保証金の準備が難しい新婚世帯の選択肢を広げるために設けた類型で、相場の60〜70%水準で供給する。8月に実施した第1次公告では平均51倍の競争率を記録した。
今回の公告は、既存住宅をリフォームして供給する第2-1次と、新築の買上げを約定した住宅を供給する第2-2次に分かれ、公告ごとの重複申請が可能である。
第2-1次は衿川区など5地域で333世帯を募集する。このうち30%は国土交通部と協議し、子どものいない新婚夫婦または予備新婚夫婦に優先供給する。募集住宅は、▲セギョイェジアン（衿川区加山路75）40戸 ▲カサンシビック（衿川区加山デジタル1路52）209戸 ▲イースタパーク（衿川区斗山路9キル18）56戸 ▲ハンビョル5（九老区九老洞路205）18戸 ▲ユンソングリーンビル1次（江北区仁寿峰路80キル17-9）10戸だ。
第2-2次は初めての新築約定買上げ住宅である。九老区38世帯、道峰区36世帯など計74世帯だ。九老区は来年9月に供給し、道峰区は2027年5月に供給する予定だ。
一般住宅型ミリネチプ居住中に出産すると10年居住後に「アパート型ミリネチプ」への優先移住申請が可能であり、新婚から育児、子どもの成長に至る段階別の居住の連続性を確保できる。「アパート型ミリネチプ」は移住後10年居住時に優先買受請求権を付与し、子ども2人出産で相場の90%、子ども3人出産で相場の80%水準での割引購入が可能だ。
今回の申込みはSHインターネット申込システムで受け付ける。受付期間は来年1月21日から23日までの3日間である。