ソウル銅雀区ノリャンジン3区域に1250戸が供給される。
ソウル市は19日に開かれた第10次都市再整備委員会で「ノリャンジン3再整備促進区域再整備促進計画変更決定案」を修正可決したと21日に明らかにした。
ソウル銅雀区ノリャンジン洞232-19番地一帯のノリャンジン3区域は管理処分認可を控えている場所である。ソウル市は移転・解体工事と併せて今回の再整備促進計画の変更に伴う事業施行計画の変更を並行して進め、2027年に着工する予定だ。
今回の変更決定により、学校・公園の位置や内部道路計画などの基盤施設設置計画が変更され、再整備促進計画の策定基準の改善も適用して基準容積率の緩和など容積率が引き上げられる。
今回の策定基準の改善により、基準容積率を30%緩和し、増加(法定上限)容積率を適用して容積率が従来の241%から300%に引き上げられる。これにより地上49階、総1250戸が供給される予定だ。ここには公共住宅216戸が含まれている。
チェ・ジンソクソウル市住宅室長は「管理処分認可の大詰め段階にあるノリャンジン3区域の今回の再整備促進計画の変更により、市民の好む地域で質の高い住宅供給が拡大した」と述べ、「着工まで迅速に進むよう積極的に支援する」と語った。
城北区ジャンウィ14区域もソウル市の規制撤廃で事業性を改善した。第10次都市再整備委員会では「ジャンウィ14区域再整備促進計画変更および景観審議案」も修正可決された。
ジャンウィ14区域は規制撤廃で事業推進の原動力を確保し、計2846戸を供給する計画だ。ミリネチプ66戸、公共分譲37戸を含む539戸は公共住宅である。
江北圏最大規模で約1万平方メートルの「ソウル・キッズランド」が寄付採納施設として造成される。子どもが多様な職業を体験できる公共テーマパークだ。
ジャンウィ14区域は2023年10月に建築審議を終えたものの事業性が低く、事業施行計画案が組合総会を通過できなかった。その後、ソウル市が7月に規制撤廃第36号「再整備促進計画策定基準の改善」を推進し、この地域は基準容積率30%の緩和と法定上限容積率270%以下の適用などにより事業性を確保した。