ソウル江東区のコドク・アルテオン入居者代表会議が最近、近隣のマンション団地などに送付した「秩序維持協力案内」に関連して、「外部人はアランギルを通じて移動でき、したがって全面的に遮断したり通行のみで負担金を徴収するというのは事実ではない」と8日に明らかにした。
コドク・アルテオンの入居者代表会議は「サンイルドンと直結するアランギルの開放を維持し、安定化することを期待してきた」とし、「しかしアランギルとつながる約20の歩行路を通じて外部人が団地全域を無秩序に利用することで、プライバシー侵害と居住権の被害が持続している」と述べた。
続けて入居者代表会議は「団地内全域を禁煙区域に指定したにもかかわらず、外部人の喫煙により高層建物の火災に関する事故などを予防し管理する必要性がある点を踏まえ、中央歩行路のみを開放している」と付け加えた。
入居者代表会議が最近、秩序維持協力案内の公文を送るに至った背景としては、「公衆歩行路が私有地であるため、その空間で発生した事故の管理・安全責任が入居者に帰属するためだ」とした。現行の共同住宅管理法令は、管理主体が故意または過失で発生させた事故について損害賠償責任を負担すると規定している。
入居者代表会議は「歩行路の開放で外部人の通行が急増し、入居者の事故リスクが高まっただけでなく、外部人の事故に対する法的・金銭的負担まで入居者が背負う構造が形成された」とし、「政府が公共の利益を理由に公衆歩行路を指定しながらも、私有地であることを理由に管理と責任は徹底して回避した結果だ」と指摘した。
あわせて入居者代表会議は「これにより入居者の同意手続きを経て秩序維持規定を整備した」とし、「▲電動キックボード、電動自転車、オートバイの進入禁止 ▲自転車の高速走行禁止 ▲認識票未装着の伴侶犬の出入り制限 ▲ごみの不法投棄禁止など、これに違反した場合は秩序維持負担金を徴収するか退去を求め、応じない場合は民刑事上の措置を取る計画だ」と述べた。