ロッテ建設がトンネル工事現場で労働者の安全を確保できる鉄筋揚重技術を「セジョン〜アンソン建設工事(第3工区)現場」に適用したと2日に明らかにした。
一般的にトンネル工事現場は相対的に暗く作業空間が狭いうえ騒音も激しいため、鉄筋など重量物の資材を移動する際には労働者の注意が一層求められる。従来は鉄筋のような資材を揚重する際、掘削機やクレーンといった重機を用いて鉄筋を空中に吊り上げ、労働者がクレーンのそばで手作業を行うため、墜落、挟まれ、衝突など多様な危険要因が発生していた。
しかし今回開発した「揚重リフト」を導入すれば、労働者が鉄筋のすぐ近くで直接作業する必要がないため、事故のリスクが低減する。労働者は簡単な操作でリフトに鉄筋を積載し、自動または半自動で鉄筋を運搬でき、揚重リフトが高荷重に耐えられるため効率面でも有利だ。リフトには資材の逸脱と落下の危険を防止する外部防護装置も設置されている。
ロッテ建設はトンネルという狭小空間でこのような揚重リフトを導入するため、作業台車(トンネル工事中に内部防水、鉄筋組立などの作業のために設置する一体型作業足場および型枠構造物)に揚重リフトを設置する方式を選択した。設置前に構造的欠陥なく安全に作業できるよう、ロッテ建設の技術研究院と外部機関に依頼して事前の構造検討も実施した。
このような作業台車に揚重リフトを設置する方式を導入したのは、韓国道路公社が推進した高速道路建設工事のうちトンネル現場としては今回の「高速国道第29号線セジョン〜アンソン建設工事(第3工区)現場」が初だ。
ロッテ建設関係者は「トンネル工事現場という制約が多い特殊な空間で労働者が安全に作業できるよう揚重リフトを導入し、実際に効率性と安全性を高めている」と述べ、「今後も労働者が安全に働ける環境へ改善するため、継続的に研究していく」と語った。