ペクサマウルの鳥瞰図。/ソウル市

ソウルの最後のバラック街と呼ばれるペクサマウルが最高35階、3178世帯の住宅団地として再誕生する。

ソウル市は1日午前10時20分、蘆原区中渓本洞30-3番地一帯のペクサマウルで住宅再開発事業の起工式を開いた。

市は2009年にペクサマウルを再開発整備区域に指定し、2758世帯での開発を進めることにした。しかし、分譲住宅と賃貸住宅が区分される問題で入居者の間に違和感が生じ、既存の地形と路地を維持する開発方式のためにプライバシーが侵害され得るとの指摘が出て、事業は停滞した。低層住宅地を保存するという規制も足かせになった。

市は2022年4月から昨年2月まで住民・専門家と150回以上意思疎通を図り、統合整備計画を策定することで結論を出した。これにより、整備区域に指定されてから16年ぶりに初めての鍬入れとなった。整備計画によると、この一帯には地下4階〜地上35階、26棟3178世帯の自然親和型共同住宅団地が造成される。

市は居住地保存用地だったこの一帯を「共同住宅用地」へと転換し、事業性を高めた。事業性補正係数とともに用途地域の上方修正など事業性を高める措置も講じた。また、分譲・賃貸の画地区分がないソーシャルミックス方式を適用した。

ペクサマウルは5月に解体が始まった。解体は今月中に終える見通しで、来年前半に着工する予定だ。市は着工、竣工、入居まで迅速に進め、2029年の入居完了を目指す計画だ。

呉世勲(オ・セフン)市長は「ペクサマウルは住民の暮らしと喜怒哀楽が幾重にも積み重なった場所であると同時に、新たな未来に向かって進むソウル東北圏の未来を描き直す江北大改造プロジェクトの重要な軸だ」と述べ、「ペクサマウルの変化のため、着工から竣工、入居まで全ての手続きを迅速かつ透明に、最後まで責任を持って取り組む」と語った。

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