ソウル江南・松坡区一帯。/聯合ニュース

10・15不動産対策が出た後、およそ1カ月余りの間にソウルで最も多く取引されたアパート10カ所のうち8カ所が松坡区所在であることが分かった。蚕室の三大人気団地とされる「エリート(エルス・リセンツ・トリジウム)」を押さえ、新川洞「パクリオ」が取引量1位となり、可楽・文井洞一帯で再建築やリモデリングを進める団地も実需が集まり売買が増えた。

25日、不動産情報プラットフォームのアシルによると、10月16日から11月24日までソウル市で最も取引量が多かったアパートはパクリオで、計28件が取引された。続いて蚕室洞リセンツ(23件)、蚕室エルス(23件)、可楽洞ヘリオシティ(21件)が後に続いた。

「エリート」と比べ相対的に価格上昇が小さいパクリオに実需が集まったとみられる。専有84㎡基準でパクリオの売買価格はエリートより4億〜6億ウォンほど低い。パクリオは2008年竣工の66棟・6864世帯規模の大規模団地で、国内最大の団地であるヘリオシティに次いでKB先導アパート時価総額(世帯数×価格)2位を占めている。蚕室のある公認仲介士は「蚕室のエリートを買おうとしたが価格が高く、パクリオに気持ちを切り替える人がかなりいる」と述べ、「大規模団地、駅近などの利点が確かなアパートだ」と語った。

グラフィック=チョン・ソヒ

松坡区で整備事業が予定された団地も取引量が増えた。文井洞「オリンピックファミリー」と可楽洞「可楽双竜1次」、文井洞「文井市営」、蚕室洞「蚕室主公5団地」がそれぞれ18件、18件、17件、14件取引され、並んで取引量順位の7、8、9、10位を記録した。オリンピックファミリーは再建築により最高26階、6620世帯への刷新を目標とする。可楽双竜1次は来年の事業計画承認を目標にリモデリングを推進中だ。

専門家は、松坡区で取引が多い理由として「一極集中の一戸」買い需要が増えた影響だと説明する。ナムヒョクウ、ウリィ銀行不動産研究院は「松坡区は大規模団地のアパートが多く、相対的に取引量も多い」とし、「麻浦・城東の居住者が最も多く乗り換えを行う上位エリアでもあるが、住宅価格の上昇で一極集中の一戸を買う雰囲気が強まり、乗り換え需要が増えた」と述べた。

松坡区以外の地域のアパートで取引量上位10位圏に入ったのは、新月洞「木洞セントラルアイパークウィーブ」(19件)、鳳天洞「冠岳ドリームタウン」(18件)だった。両団地とも専有84㎡基準の売買価格が10億ウォン前後で、コストパフォーマンスの高い物件との評価を受けている。

※ 本記事はAIで翻訳されています。ご意見はこちらのフォームから送信してください。