S2Wは科学技術情報通信部と情報通信産業振興院(NIPA)が主催する「特化型AIファウンデーションモデル開発(サイバーセキュリティ分野)事業」に、NAVERクラウドのコンソーシアム一員として参加すると14日に発表した。/S2W提供

ビッグデータ分析人工知能(AI)企業のS2W(488280)(S2W)が、韓国政府が推進するサイバーセキュリティ特化型AIファウンデーションモデル開発事業に参加する。

S2Wは科学技術情報通信部と情報通信産業振興院(NIPA)が主管する「特化人工知能ファウンデーションモデル開発(サイバーセキュリティ分野)事業」にNAVERクラウドのコンソーシアムの一員として参加すると14日に明らかにした。

足元でAIがサイバーセキュリティ脅威を増幅させるなか、検知と対応の能力確保が急速に注目を集めている。これを受け、韓国政府は国内のセキュリティ産業におけるAIトランスフォーメーション(AX)を加速し、セキュリティ特化AIモデルの開発能力を内製化するため、国内独自の技術とモデルに基づくサイバーセキュリティ特化AIファウンデーションモデル開発事業を推進している。

S2WはNAVERクラウドのコンソーシアムの一員として今回のプロジェクトに参加する。コンソーシアムはNAVERクラウドを主幹機関に、LG CNSとLG AI研究院、韓国航空宇宙産業(KAI)、韓国水力原子力、ソウル大学校、韓国科学技術院(KAIST)などの企業・機関・大学で構成された。

コンソーシアムはNAVERクラウドの「ハイパークローバX」とLG AI研究院の「エクサワン」を基盤に、国内環境に最適化した7000億個パラメーター(700B)級の専門家混合(MoE)構造の超巨大セキュリティ特化モデルを開発する計画だ。モデル開発後には実証と高度化の作業も進める。

S2Wは今回の事業で、スレットインテリジェンス(TI)とセキュリティ特化AI分野で蓄積した技術を活用する予定だ。自社のサイバーセキュリティ特化言語モデルの構築経験と、脅威データを収集・分析してインテリジェンスへ転換してきた能力を基に、モデルの学習と検証の過程に参加する。とりわけサーフェスウェブでは確保が難しいヒドゥンチャネルのデータを反映し、モデルの完成度と現場適用性を高めることに注力する方針だ。

ソ・サンドクS2W代表は「セキュリティAIの競争力向上に向けた国家レベルのプロジェクトに加わることになり、意義深く受け止めている」と述べ、「独自の技術基盤の確立に力を添えることで、高度化するサイバー脅威により効果的に対応し、セキュリティ主権を強化することに貢献したい」と語った。

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