ブリザードの代表的知的財産(IP)「スタークラフト」が10年ぶりに新作で戻ってくる。従来のリアルタイムストラテジー(RTS)方式から離れ、プレイヤーが自ら戦場を駆けるオープンワールドシューティングゲームへとジャンルを完全に転換したことが特徴だ。
ブリザードエンターテインメントは12日(現地時間)、米カリフォルニア州アナハイムコンベンションセンターで開かれた「ブリズコン2026」開幕式でスタークラフトの次回作を初公開した。
スタークラフトの世界観を活用した公式シューティングゲームが発売されるのは今回が初めてである。シリーズ全体でも2016年に出た「スタークラフト2:ノヴァ秘密作戦」以来、10年ぶりに公開される新作だ。
スタークラフトは1998年に初代が発売されて以降、韓国のネットカフェ文化とeスポーツ市場の成長に大きな影響を与えたブリザードの代表作である。
今回の新作は従来シリーズのように戦場を上から俯瞰し兵力を指揮する方式ではない。プレイヤーが戦闘員の視点で直接戦場を移動し戦闘を繰り広げるオープンワールドシューティング方式で開発される。
この日公開された約3分の映像では、テラン自治領所属の海兵が訓練を受けた後、同僚とともに戦場に投入され、ザーグと戦闘を繰り広げる様子が収められた。
ただし実際のゲームプレイ画面は公開されなかった。ブリザードは新作を2030年に発売する予定だと明らかにした。
開発にはユービーアイソフトで「ファークライ」3〜6作の総合プロデューサーを務めたダン・ヘイが参加する。
ヘイプロデューサーはこの日の舞台で新作について「空から見下ろすのではなく、地上で、泥沼と炎の中で一歩ずつ自ら勝ち取っていくオープンワールドシューティングゲームだ」と紹介した。
続けて「過去にスタークラフトが築いた遺産と雰囲気、本質を尊重しつつも、従来の限界を乗り越える機会だ」と述べた。
ブリザードはこの日、スタークラフト以外にも大型新作を相次いで公開した。
発売30周年を迎えた「ディアブロ」シリーズの次回作「ディアブロV」を初披露し、2004年発売の「ワールド・オブ・ウォークラフト」を現代的に再構成した「ワールド・オブ・ウォークラフト フォーエバー」も公開した。
「ウォークラフト3:リフォージド」の新拡張パックや「オーバーウォッチ」の新ヒーロー、「ハースストーン」の新職業など、既存ゲームのアップデート計画も発表した。
ブリズコンが2023年以後3年ぶりに再び開かれるなか、今回の行事ではとりわけスタークラフトが従来のRTSの枠を破り、どのような方式で新世代のゲームとして再誕生するかが最大の関心事として浮上した。