アップルが初のフォルダブルスマートフォン「iPhone Duo」を公開した。
アップルは9日(現地時間)、米カリフォルニア州クパチーノのアップルパークで新製品発表イベント「Surprise and shine(サプライズ・アンド・シャイン)」を開き、iPhone Duoを公開した。サムスン電子が2019年に初のフォルダブルフォン「Galaxy Fold」を投入してから7年ぶりにフォルダブル市場に参入した。
ジョン・ターナスアップル最高経営責任者(CEO)は「iPhone DuoはオリジナルのiPhone以来、最も革新的な変化だ」とし、「まったく新しいデザインと直感的な体験を通じて、ハードウエアとソフトウエアが結合したときに何が可能かを示し、フォルダブルフォン使用の意味を再定義する」と述べた。
◇ フォルダブルiPhone初投入
iPhone Duoは折りたたむとパスポートに近い大きさの5.4インチで、広げると歴代iPhoneで最大の7.6インチだ。広げた画面はiPhone18 Pro Maxより約50%広く、複数のアプリケーション(アプリ)を同時に表示したり小型タブレットのように活用できる。iPhone Duoに搭載されるチップはアップルの新プロセッサ「A20 Pro」だ。2ナノメートル工程で製造し、6コア中央処理装置(CPU)、A19 Pro比で最大40%高速な7コアグラフィックス処理装置(GPU)を備え、人工知能(AI)処理性能はA19 Proの2倍だ。
カメラは4800万画素フュージョンメインカメラと超広角カメラのデュアル構成だ。折りたたみ構造を生かし、AIがポーズを認識して自動撮影する「スマートテイク」、背面カメラでセルフィーを撮る際に外部画面でプレビューを表示する「Duoプレビュー」などフォルダブルフォン専用機能を備えた。iPhoneとして初めて2つのアプリを並べて開く「スプリットビュー」マルチタスキングに対応するiOS 27が搭載される。年末からはUSB-C方式のApple Pencilに対応し、別売ペン(Sペン)をサポートしないGalaxy Z Foldと比べて差別化要素になり得る。チタニウム外装、100個以上の部品で構成した精密ヒンジを適用し、IP68の防水・防塵に対応する。
iPhone Duoはスター・ホワイトとナイト・スカイのカラーで発売し、価格は256GB基準で1999ドル(約268万円)からだ。512GBは2199ドル(約295万円)、1TBは2599ドル(約348万円)、2TBは3199ドル(約429万円)だ。予約注文は10月16日、正式発売は10月23日である。
◇ iPhone 18 Pro・Pro Max公開
アップルはこの日、iPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxも公開した。両製品ともiPhone Duoと同じA20 Proプロセッサーを搭載した。アップルが新製品発表で最も前面に押し出したのはカメラだ。iPhone 18 ProとPro MaxはiPhoneで初めて可変絞りを搭載した。レーザーで精密加工した6枚のブレードが異なる絞り値の間を滑らかに切り替える。ここに被写界深度と光を自動調整する機能まで加わり、誰でも容易に最適な写真を撮影できるとアップルは説明した。
また、写真の真偽を検証する機能が新たに加わった。専用の「リファレンスモード」で写真を撮影すると、カメラが署名付きセンサーデータをキャプチャし、非公開クラウドコンピューティングがこれを改ざん不可能なリファレンス画像として生成する。
iPhone 18 Pro・Pro Maxはブラック、シルバー、グレーシャー、バーガンディのカラーで発売し、価格は256GB基準でProが1199ドル(約161万円)、Pro Maxが1299ドル(約174万円)だ。前作よりそれぞれ100ドル上がった。予約注文は9月12日、正式発売は9月18日である。