メタバースプラットフォーム「ゼペト」を運営するNAVER Zの労組が初めてストライキに突入した。
民主労総化学繊維食品労組NAVER支会は9日午後1時から5時まで、NAVER Zの組合員が参加する部分ストを実施すると発表した。
NAVER支会は今年の賃金交渉で会社側が賃金凍結を主張すると、キョンギ地方労働委員会(韓国の地方労働委員会)に労働争議の調整を申請した。
労組は2度にわたる調整で、調整委員が会社側に争議に至らないよう努力を求めたが、会社側が結局いかなる緩和策も示さなかったため、7月24日に調整中止の決定が下ったと説明した。以後に実施した争議行為の賛否投票では投票率88.6%、賛成率98%の支持を得て、NAVER Z労組は争議権を確保した。
NAVER Z労組は7月14日と8月5日にピケティングを実施した。争議権確保後の8月20日には統合交渉宣言式に先立ち集会を開いた。
労組側は、NAVER Zの構成員をストにまで追い込んだ責任は、無理な分社と経営失敗の責任を労働者に転嫁するNAVER Z経営陣にあると指摘した。
オ・セユンNAVER労組支会長は「調整中止と争議賛否投票の当時にも『ストは最後の手段になる』と明らかにし、会社が状況を正す十分な時間を与えた」と述べたうえで、「しかし、構成員が不安と混乱の中で耐える間にも、会社は責任ある説明や対話要求に最後まで動かなかった。ストはわれわれが選んだのではなく、会社がわれわれを最後の手段の手前まで追い込んだのだ」と語った。
NAVER労組はこの日の部分ストの後も、会社側が前向きな姿勢を示さない場合、団体行動の水位を引き上げていく方針だ。この日のスト以後に会社側が受け入れ可能な案を提示しない場合、労組は23日の終日ストに続き、最長5日間のストまで闘争の水位を段階的に高める方針だとした。