半導体設計プラットフォーム企業のSemifiveが、人工知能(AI)半導体スタートアップであるHyperAccelのデータセンター向けAI推論アクセラレーターの量産に入った。Semifiveがサムスン電子ファウンドリーの4ナノメートル(㎚・10億分の1m)プロセスを活用して大規模量産に乗り出す初の事例である。
SemifiveはHyperAccelの大規模言語モデル(LLM)向け推論アクセラレーターをサムスン電子の4ナノプロセスで量産すると8日明らかにした。今後HyperAccelの顧客社拡大に伴い、追加購買注文(PO)を受けて生産数量を増やす計画である。
今回量産するアクセラレーターはダイ面積が500㎟以上の大面積チップである。半導体ダイ面積が大きくなるほど、ウエハー1枚から生産できるチップ数が減り、欠陥に曝される可能性が高まって歩留まり確保が難しくなる。電力と発熱の管理、パッケージングの難度も上がる。
Semifiveは今回のプロジェクトで、フロントエンド設計と検証からパッケージング、テスト、最終量産供給まで全工程を担った。
Semifiveは最近、AI半導体を中心に量産プロジェクトを拡大している。昨年3四半期にハンファビジョンの防犯カメラ向けAIチップ「ワイズネット9」を量産したのに続き、今年2四半期には日本の高性能コンピューティング(HPC)向けAI半導体を量産した。今回のデータセンター向けAIアクセラレーターは今年3四半期に量産に入った。
新規量産受注も増えた。Semifiveの今年上半期の新規量産受注額は423億ウォンで、昨年の年間受注額212億ウォンの約2倍である。四半期別では1四半期の156億ウォンから2四半期の267億ウォンへと71%増えた。2四半期の受注額のうち海外比率は45%である。
チョ・ミョンヒョンSemifive代表は「AI市場が学習から推論へと拡大し、データセンター向けASICアクセラレーターの需要が急速に増加している」と述べ、「今回の量産を機に、500㎟以上の大面積チップの設計から量産まで遂行できる力量を確保した」と語った。