HANCOMがニューラルネットワーク処理装置(NPU)基盤の人工知能トランスフォーメーション(AX)市場攻略に乗り出す。
HANCOMは系列会社ハンコムイノストリーム、FuriosaAIとAX事業協力のための三者業務協約(MOU)を締結したと8日明らかにした。
今回の協約を通じてHANCOMはエージェンティックOS基盤の概念実証(PoC)用AXアプライアンスをFuriosaAIと共同開発し、製品化を推進する。またエージェンティックOSをNPU環境に最適化するための技術協力と共同検証にも乗り出す。
HANCOMはこれによりAIエージェントの推論性能と電力効率、安定性を高める計画だ。企業と公的機関を狙ったオンプレミス型AXアプライアンスパッケージを製品化し、市場拡大策も用意する。
ハンコムイノストリームはFuriosaAIのNPU公認教育機関(ATC)として教育課程の企画・マーケティング・募集・運営を専担し、常設の教育センターも構築・運営する。また多様なレベルの職務別カリキュラム・ロードマップを策定する。
FuriosaAIは教育と実習に必要な最新のNPU技術標準とソフトウェアスタックを提供する。さらにハンコムイノストリームと公認教育プログラムのロードマップとカリキュラムも共同開発する。専門技術支援を担当し、プログラムを履修した講師と受講生に発行する資格証と認証書の公信力も確保する。
3社はB2Bと公共市場を対象に共同マーケティングとビジネス開発にも乗り出す。ハンコムイノストリームは教育課程で確保したNPU導入需要をFuriosaAIと共有し、FuriosaAIは教育・コンサルティング需要がある顧客とパートナー社の事業機会をハンコムイノストリームと連携する。HANCOMはこれをエージェンティックOS基盤のAX事業へ拡張し、企業・公共市場の新規需要確保に乗り出す。
あわせて協約締結と同時に3社は実務担当者で構成された実務協議会を運営する。実務協議会はAXアプライアンスの共同開発と製品化など詳細な実行策を調整する予定だ。
キム・ヨンスHANCOM代表は「今回の協約はHANCOMのエージェンティックOSとFuriosaAIのNPU技術を結合し、AX事業の競争力を高める契機になる」と述べ、「AI専門人材の養成と技術検証、製品化へとつながる緊密な協力を土台に、企業と公的機関のAX転換を支援し、市場攻略に速度を上げる」と語った。