ロッテイノベート本社ビル。/ロッテイノベート提供

ロッテイノベートは3日、イージス資産運用が組成する安山データセンターの委託運営事業を受注したと明らかにした。

安山データセンターは地下2階〜地上9階、受電容量40メガワット(MW)規模で整備される。ロッテイノベートは2月にイージス資産運用とエッジデータセンターの設計・構築・運用(DBO)契約を締結したのに続き、今回の受注を通じて協力範囲を大型データセンターの運用まで拡大した。

ロッテイノベートはソウルとヨンイン、テジョンなどで計4カ所のデータセンターを直接構築・運用している。顧客企業のサーバーとIT機器を安定的な電力・冷却・セキュリティ環境で管理するコロケーションサービスも提供する。

自社データセンターをAI技術の研究と実証のためのインフラとしても活用している。アジュ大学産学協力団コンソーシアムが遂行する「データセンターのカーボンニュートラルに向けた熱管理技術開発」課題を支援し、高密度AIインフラに必要な技術とサービスのケイパビリティを確保している。

外部データセンター事業も拡大している。2025年12月にはカムスクエアデータセンターの委託運営事業を受注し、2026年2月にはイージス資産運用エッジデータセンターのDBO契約を獲得した。今回の安山データセンター受注を機に大型データセンターまで事業領域を広げることになった。

ロッテイノベートは今後、エッジデータセンターからAI・ハイパースケールデータセンターまでDBOと委託運営事業のポートフォリオを拡大する計画だ。計算機器の調達と設計・構築、運用サービスをつなぐエンドツーエンドの事業体制を高度化し、高効率空調・冷却ソリューションなど関連技術も強化する。

キム・グンベ ロッテイノベートクラウド部門常務は「20年以上蓄積した経験とサービス競争力を基に外部顧客向け事業を拡大する」と述べ、「大型データセンターの運用実績を新規事業と後続受注につなげ、データセンターを会社の中核成長事業として育成する」と語った。

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