世界最大の露光装置メーカーASMLの韓国法人ASMLコリアが2026年下半期に3桁規模の新卒・中途社員を採用する。韓国の半導体生産施設拡張に伴い、装置の据え付けと保守、技術支援の人員を増やすためである。
ASMLコリアは8月1日から8日まで新入社員の公開採用を実施し、コアエンジニア職種を中心に中途採用も拡大すると27日明らかにした。採用はキョンギ・ファソン、ピョンテク、イチョンとチュンブク・チョンジュなどASMLコリアの主要事業所で行う。韓国は2026年第2四半期時点でASMLのグローバル装置売上の43%を占めている。
新卒採用の職務は理工系学士学位保有者を対象とする顧客支援(CS)エンジニアと、修士以上の学位保有者を対象とする技術支援エンジニア(TSE)、フィールド・アプリケーション・エンジニア(FAE)などである。
CSエンジニアは、顧客企業の半導体生産現場で装置を支援するフィールドサービスエンジニア(FSE)と、装置の設置・アップグレード・移設を担当するUIR(Upgrade, Install and Relocation)エンジニアなどに分かれる。職務に応じてプレゼンテーション(PT)、役割演技(ロールプレイング)などの面接を実施する。
中途はUIRをはじめ、FSE、TSE、FAEなどエンジニア職種を中心に採用する。ASMLコリアは半導体業界だけでなく、他の先端技術・エンジニアリング分野で技術専門性と現場経験を積んだ人材へと中途採用の範囲を広げる計画である。
ASMLコリアは韓国の半導体生産施設拡大に伴い、露光装置の設置と保守、アップグレード需要が増え、技術人員を継続的に拡充している。2月にはキョンギ・ファソンキャンパスに深紫外(DUV)・極端紫外(EUV)露光装置とモジュール、クリーンルームなどを備えた「グローバル・トレーニング・センター・コリア」を開設し、CSエンジニアの教育を実施している。
チェ・ハンジョンASMLコリア代表は「韓国の半導体生産拠点拡大と半導体エコシステムの変化により、韓国は一層重要な市場になっている」と述べ、「グローバル半導体産業の革新を牽引していく人材がASMLとともに成長し、能力を発揮できることを期待する」と語った。