サムスンSDSは政府の「2026年AI研究用コンピューティング支援プロジェクト」事業のグラフィックス処理装置(GPU)資源供給社に選定され、20日からサービスを開始したと11日に明らかにした。
今回の事業は、韓国の学界と研究機関の研究者に人工知能(AI)研究用GPU資源を支援する国家AI研究支援事業で、科学技術情報通信部と情報通信企画評価院(IITP)が主管する。
大学や政府出資研究機関など、自前で大規模コンピューティングインフラを確保しにくい研究機関が、超巨大AIモデルと大規模言語モデル(LLM)の研究を遂行できるようコンピューティング資源を供給することが目的だ。
事業規模は約153億ウォンである。サービス期間は今年7月から来年3月までだ.
サムスンSDSはGPU供給計画および保有資源規模、研究環境の水準、運用支援体制、セキュリティ能力などを総合審査した入札競争を経て順位供給社に選ばれた。
サムスンSDSは今回の事業で、エヌビディアH100(ホッパー)GPUから最新のB300(ブラックウェル・ウルトラ)ベースのGPUクラスターまで提供する。多数のGPUを一つのリソースプールとして束ねる大規模クラスタリング構成と高速インターコネクトネットワークも支援し、研究者が長期の大型課題から短期の実験課題まで柔軟に対応できる環境を構築する。
先立ってサムスンSDSは、国内で初めて自社クラウドSCP(サムスン・クラウド・プラットフォーム)を通じてエヌビディアのB300 GPUベースのGPUaaS(GPU購読サービス)を3月に披露した。続いて7月には、AI推論に特化した国産ニューラルプロセッサ(NPU)であるFuriosaAIの第2世代NPUであるRNGDベースのNPUaaS(NPU購読サービス)をSCPに搭載して発売した。
イ・ホジュン サムスンSDSクラウドサービス事業部長(副社長)は「今回の事業を通じて韓国の研究者が世界最高水準のAIインフラを基盤に革新的な成果を出せるよう、安定的なサービスを提供する」と述べ、「今後も国家AI研究インフラの裾野を広げ、韓国のAI競争力を高めることに寄与する」と語った。