2026年2四半期のグローバルDRAM市場でサムスン電子が首位を守る一方、マイクロンがSKハイニックスに1ポイント差まで迫ったことが分かった。

カウンターポイントリサーチ提供

4日、市場調査会社カウンターポイント・リサーチの「グローバルメモリトラッカー」によると、サムスン電子は2026年2四半期のDRAM売上高ベースの市場シェアで39%を記録し、先頭を維持した。汎用DRAM価格の上昇とHBM(高帯域幅メモリー)事業の拡大が業績を下支えしたと分析される。

SKハイニックスは売上高が前年同期比214%増加したが、市場シェアは前年同期間の39%から26%へと低下した。

一方、3位のマイクロンは売上高が前年同期比で5倍水準に増加し、シェア25%を記録、SKハイニックスとの差を1ポイントまで縮めた。

カウンターポイント・リサーチは、SKハイニックスのシェア低下の背景としてHBM中心の製品ポートフォリオを挙げた。競合他社よりHBMのビット出荷量と売上比重が高く、既存HBM3Eの価格下落の影響を大きく受け、メモリー価格上昇前に締結した長期供給契約(LTA)も平均販売価格(ASP)の上昇幅を抑制したと分析した。

2026年2四半期の汎用DRAM価格は前四半期比で大幅に上昇したが、HBMはHBM3E価格の下落とHBM4の発売遅延が重なり、前年より価格が低下したことが示された。

ただしカウンターポイント・リサーチは、2026年3四半期からHBM4の出荷が本格化すれば製品ミックス改善効果でHBM価格の下落が鈍化し、来年には汎用DRAM価格の上昇基調に合わせてHBM価格も再び上昇すると見通した。

中国CXMTは汎用DRAM中心の内需拡大と生産能力の増強に支えられ、前年同期比716%の売上成長率を記録し、シェア7%で4位に浮上した。

カウンターポイント・リサーチは「CXMTがグローバル主要PCメーカーなど大口顧客の需要に対応できる水準まで生産能力を拡大すれば、1年後の市場シェアは今とは大きく変わり得る」と述べ、「肝要なのはCXMTのメモリー『ビッグ3』入りの可否ではなく、その時点だ」と評価した。

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