SKハイニックスが最近発表した大規模投資は、人工知能(AI)メモリー需要の増加に備え、中長期の生産基盤を先手で確保するためのものだと明らかにした。ただし米国や日本など海外生産拠点の拡大を含め、既に発表した計画以外に新たに決定した新規生産施設への投資はないと述べた。
SKハイニックスは29日に開かれた今年第2四半期の決算発表カンファレンスコールで「AI時代には技術競争力だけでなく、顧客が求める数量を適時に供給できる能力も中核的な競争力だ」とし、「特に深刻な供給不足の状況では、エコシステムに必要なメモリー製品を供給することが供給企業の義務でもある」と述べた。
続けて「中長期の投資方向は、AIメモリー需要に合わせて必要な投資を適時に推進しつつ、事業性と投資効率に基づいて設備投資を執行することだ」とし、「既存の生産拠点の活用を最大化し、新規インフラ構築の方策を総合的に検討して、最も効率的な方式で生産能力を確保する」と述べた。
国内生産拠点ごとの役割も示した。SKハイニックスは「イチョンとヨンインは次世代DRAMとAIメモリーの中核生産拠点として育成し、チョンジュはNANDフラッシュと先端パッケージングを網羅する生産能力を強化する」と明らかにした。
続けて「最近発表した大規模投資も長期的な観点から、今後必要となる生産基盤とインフラを先手で確保するためのものだ」と説明した。
今後の生産施設の立地は国内外を区別せず、電力と用水、人材、サプライチェーン、半導体エコシステム、顧客へのアクセス性などを総合的に考慮して決定する方針である。
SKハイニックスは「現時点では既に発表した投資計画以外に、新規の生産インフラ投資に関して具体的に決定した事項はない」とし、「既存資産の活用と新規投資をバランスよく検討しながら、投資効率性を継続的に高める」と述べた。